【LEVEL5 WORLD 2011】斎藤由多加が贈るチマチマゲー『AIR PORTER』を遊んだ

斎藤由多加氏と言えば『The Tower』や『シーマン』で知られるゲームクリエイターです。その斎藤氏がレベルファイブのニンテンドー3DS『GUILD 01』向けに開発するのが今回紹介する『AIR PORTER』です。

任天堂 3DS
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斎藤由多加氏と言えば『The Tower』や『シーマン』で知られるゲームクリエイターです。その斎藤氏がレベルファイブのニンテンドー3DS『GUILD 01』向けに開発するのが今回紹介する『AIR PORTER』です。

舞台は空港です。飛行機に乗る方であれば搭乗前に荷物を預けた経験があるかと思います。チェックイン時に預けておけば、ちゃんと到着地で受け取る事が出来ます。しかし、ベルトコンベアーに流れてくる荷物がなかなかやってこずドギマギした記憶がある方も多いでしょう。たくさんの荷物を見事に仕分けして飛行機に乗せて事故なく届けるあのプロの仕事をゲームにしたのが『AIR PORTER』です。

一枚だけ公開されている画面写真を見て貰えれば分かるように、仕分所(呼び方が分からないのでこう呼ばせて下さい)は階層構造でベルトコンベアが流れていて、それぞれの階に飛行機が1機対応しています。それぞれの階は青、赤、黄色などで表現され、同じ色のついた荷物を誘導していきます。荷物は上の階からやってきて、各階の左右一箇所に荷物を下の階に下ろす/上げる場所があり、それをLとRボタンで制御して荷物を適切に振り分けていきます。文字にすると複雑ですが、流れてくる荷物を適切な飛行機に誘導していく、というとてもシンプルなゲームです。荷物を全て積み込んだor出発時間が来ると飛行機は飛び立ち、次の便の準備がはじまります。

荷物は次々にやってくるので全体を把握して適切に振り分けていくというのは結構大変です。画面写真では3階建てですが、ゲームが進むと4階、5階という風に増えていきます。体験版では遊べませんでしたが、トランジット(乗り継ぎ便)の要素もあるそうです。

とってもシンプルなのですが、チマチマ操作しながら、上手く荷物を飛行機に乗せて出発させられると嬉しくて時間を忘れてプレイしてしまいました。体験会よりは静かな場所で集中して遊びたいですね。それにしても意外な素材をゲームにしてしまう、さすが斎藤由多加というゲームでした。機会があれば是非チェックを。

《土本学》

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