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「ポケモンワールドチャンピオンシップス2014」は、ゲーム『ポケットモンスター X・Y』とポケモンカードゲームの世界チャンピオンを決める大会で、アメリカのワシントン D.C.にて開催されました。今回は30カ国以上から、厳しい予選を勝ち抜いた679人の選手が出場し、チャンピオンの座を争いました。
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このイベントは、サイドイベントも含めると3000人以上が参加する大規模なものとなりました。
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開会式ではゲームフリークの増田順一氏が登場し、『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』で初登場する「メガヤドラン」の動画を公開。
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カードバトルでは日本人選手も活躍しており、盛り上がりを見せました。
<ゲーム部門>のチャンピオンは以下のようになります。
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ジュニア ディビジョン
やまもと こうた選手(日本)
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シニアディビジョン
Nikolai Zielinski選手(アメリカ)
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マスターディビジョン
Se Jun Park選手(韓国)
<カードゲーム部門>のチャンピオンは以下のようになります。
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ジュニアディビジョン
こばやし はると選手(日本)
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シニアディビジョン
Trent Orndorff選手(アメリカ)
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マスターディビジョン
Andrew Estrada選手(カナダ)
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ゲーム部門では、マスターディビジョン・優勝者Se Jun Park選手(韓国)が使った「パチリス」が注目を集めました。Se Jun Park選手はこれまでにも大会で実績を残しており、あまり目立たないポケモンを手持ちにいれることもあります。この大会でも、パチリスが登場すると会場は大歓声に包まれたとのこと。
Se Jun Park選手のパチリスは、技「このゆびとまれ」を使ったサポートが得意でした。この技は単体攻撃をすべて自分に引きつけるため、決勝ではガブリアスの弱点を引き受ける場面も。
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また、パチリスの隠れ特性は「ちくでん」で、でんきタイプの技を受けるとダメージや効果がなくなり、更に最大HPの1/4を回復します。このため、手持ちポケモンであるギャラドスとの相性が非常に良くなっています。また、「いかりのまえば」で相手のポケモンのHPを半分に削るといった攻撃も、立派なサポートでした。
なお、決勝戦でSe Jun Park選手とJeudy Azzarelli選手が手持ちに入れていたのは、以下の6匹になります。(試合時にはこの中から4匹を選んで決勝戦を戦っていました。)
◆Se Jun Park選手の手持ちポケモン
パチリス
ゴチルゼル
サーナイト
ギャラドス(メガギャラドス)
ファイアロー
ガブリアス
◆ Jeudy Azzarelli選手の手持ちポケモン
バンギラス
リザードン(メガリザードンY)
ボーマンダ
ガブリアス
ルカリオ(メガルカリオ)
ロトム(カットロトム)
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そして、カードゲーム部門のジュニアディヴィジョンは準決勝・決勝ともに日本人同士の対決となり、1位~4位までを日本人が独占する結果になりました。結果は以下のようになります。
ジュニア1位 こばやし はると選手
ジュニア2位 おぐに たかし選手
ジュニア3位 おおむら ひとし選手
ジュニア4位 かいざき ゆい選手
優勝したこばやし選手のデッキは、キュレム[プラズマ団]+ボルトロスEX[プラズマ団]+デオキシスEX[プラズマ団]+ラティアスEXのデッキ。対するおぐに選手は、ダークライEX+イベルタルEX+ミュウツーEX+ダストダスのデッキです。
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優勝したこばやし選手のデッキで注目のカードは、キュレム[プラズマ団]。ふたつの強力なワザをもち、ワザ「ブリザードバーン」は驚異の120ダメージ。デオキシスEX[プラズマ団]や「ちからのハチマキ」で強化すれば、ポケモンEXも一撃で倒せるほど。更にポケモンEXではないので、きぜつしても相手に取られるサイドは1枚だけです。
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対する2位のおぐに選手の注目カードは、イベルタルEX。相手と自分のバトルポケモンについているエネルギーが多いほどダメージが大きくなるワザ「イビルボール」で、相手に大ダメージを与えていました。
なお、各プレイヤーのデッキの内容は海外ポケモン公式サイトでも確認できます(英語表記となります)。
http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/worlds/2014/decks/junior/
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