【ロコレポ】第1回 3DS『カルドセプト』はセプターのオリンピックです

インサイド読者のみなさま、Here we go!ゲームライターのロココ試作型です。

任天堂 3DS
3DS『カルドセプト』は、任天堂から6月28日に発売された最新作。
3DS『カルドセプト』は、任天堂から6月28日に発売された最新作。 全 16 枚 拡大写真
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今回「いろんなソフトをプレイして、その魅力を伝えてほしい」と依頼されたので、1回目は個人的に大好きな3DS『カルドセプト』の魅力をご紹介します。

『カルドセプト』は、1997年にセガサターンで発売された初代から数えて、約15年の歴史がある長寿シリーズです。ニンテンドーDSでも、2008年に『カルドセプトDS』が発売されて人気を集めました。

3DS『カルドセプト』は、そのシリーズの最新作として任天堂から6月28日に発売された作品になります。私は本体とほぼ同時に購入したのですが、3DSを買ったのはこのゲームを遊ぶためと言っても過言ではありません。

■何とっても、長く遊べる戦略性が魅力
『カルドセプト』は、カードを集めて戦うボードゲームになります。『遊戯王』や『マジック:ザ・ギャザリング』といったトレーディングカードゲームに、『モノポリー』、『いただきストリート』のようなゲーム性が加わった作品と思って頂ければ良いと思います。

私がそうなのですが、『カルドセプト』のファンって、次の新しい『カルドセプト』が発売されるまで何年でもずっとこの作品を遊び続けてしまうもの。それは2年後かもしれないし、3年後、4年後になるかもしれません。でも、対戦にハマって一緒に遊べるフレンドに出会うことができれば、その期間ずっと遊べてしまう魅力のある作品です。

特に今回はゲームの動作が非常にキビキビしているので、プレイしていてストレスがたまらないのが嬉しいですね。携帯ゲーム機なので、ブックに入れるカードをあれこれ考えている内に、3DSのバッテリーが切れてしまうこともしばしば・・・。

■4人まで対戦できるカードゲームなので、初心者の敷居は比較的低い
このゲームはストーリーモードも良く出来ていますが、やはり何と言っても対戦モードが楽しいです。対戦はローカルプレイとダウンロードプレイ、インターネットプレイに対応していて、2~4人まで同時にプレイすることができます。

『カルドセプト』の魅力のひとつとして、最大4人まで一緒にプレイできるという点がが挙げられます。対戦型のトレーディングカードゲームの場合、1対1のデュエル形式で戦うゲームが多いですが、初心者と上級者が対戦する場合はまず勝てないし、対戦も盛り上がりませんよね。

『カルドセプト』の4人対戦なら上級者同士で消耗戦になったりするので、その中に初心者が入ってもそれなりに楽しく対戦することができます。また、2対2の同盟戦というルールもあって、こちらもかなり楽しいのでオススメです。

■チュートリアルが丁寧
そして今回の3DS『カルドセプト』をプレイして驚いたのが、チュートリアルの分かりやすさですね。パッケージのマニュアルが薄い(というよりも、紙1枚)のでビックリしましたが、その分ゲーム内のチュートリアルが手取り足取りで丁寧です。

任天堂の携帯ゲーム機のデジタルカードゲームといえば、『ポケモンカードGB』や『カードヒーロー』など、ファンの間では名作として知られている作品が多くリリースされています。そのおかげか、本作もとても遊びやすいんですよね。

3DS『カルドセプト』は、このような名作カードゲームで任天堂が培ってきたユーザビリティと、大宮ソフトがシリーズを通して培ってきたゲーム性が高いレベルで結実した傑作という印象です。カードゲームが好きなゲーマーで、より戦略的に深く楽しめる作品を探している方にはぜひ一度プレイしてみて欲しい作品です。

なお、11月3日にはカルドセプト公式全国大会「ALL JAPAN CEPTER’S CUP 2012」の開催が予定されています。参加は事前に行われる2つのインターネット大会の上位入賞者となっており、現在「王女杯」が行われています。セプターの方は日本一を目指して頑張りましょう。
(※編集部よりお知らせ:退会に参加するには、詳細ページにあるエントリーフォームでエントリーを行う必要があります)

それではみなさま、Good Luck to Your Next Journey !

『カルドセプト』は、好評発売中で価格は4,800円(税込)です。レーティングはB(12才以上対象)。

(c)1997-2012 Omiya Soft. (c) 2012 Nintendo

《ロココ試作型》

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