【Nintendo Direct】USB記録メディアは2TBまで認識、接続の際にはフォーマット必須・・・Wii Uのデータ管理をチェック
任天堂は11月14日に放送された「Wii U本体機能 ちょっと補足 Direct」で、本体保存メモリーやUSB記録メディア、SDカードについての解説や、今後のアップデート内容まで、様々な情報を明らかにしました。
任天堂
Wii U
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まず、本体保存メモリーとは、『ニンテンドーeショップ』からダウンロードしたWii Uソフトなどのコンテンツや、Wiiウェア、バーチャルコンソールなど、Wii Uに関するデータを保存しておく領域のことです。ご存知の通りWii Uには2つのセットがあり、それぞれメモリーの容量が違うので確認しておきましょう。
■本体保存メモリーの容量
・プレミアムセット:32GB
・ベーシックセット:8GB
※いずれもシステム領域として4.2GBを使用
今回の放送で、はじめてシステム使用領域のサイズが明らかになりました。システム領域を除いた空き容量にデータを保存することになりますが、残念ながらベーシックセットにはほとんど容量が残らないことが分かります。
■Wii Uソフトの容量
・New スーパーマリオブラザーズU:約2GB
・Nintendo Land:約3.2GB
・鉄拳タッグトーナメント2 Wii U エディション:16.7GB以上
以上が現在判明しているダウンロード版の容量です。パッケージ版を購入する際には、セーブデータの保存領域のみ考えれば良いので、さほど問題にはなりません。
とはいえ、今後もダウンロード版を購入したり、様々なコンテンツを利用したりすると、どうしても容量が足りなくなると思います。そこで、必要となるのが「USB記録メディア」です。
外付けHDDの最大認識容量は2TBまでで、1台のみ認識可能になっています。またWii Uと接続する際にはフォーマットが必須となっており、Wii U専用の記録領域となります。ちなみに、バスパワータイプ(USBで給電するタイプ)の外付けHDDはUSB端子が2つついた「Yケーブル」を使用しないと、電圧の関係で動作が安定しないということです。また、フラッシュメモリー(スティックタイプのものなど)は読み書きの回数制限が厳しいため、ゲームの保存にはオススメしないということです。
USB記録メディアに保存されたデータは、フォーマットを行ったWii Uのみで使用可能で、本体保存メモリーとデータの相互移動が可能になります。今後のアップデートでは、Wii Uに複数台USB記録メディアを認識させることが可能になり、それぞれのメディアでデータの移動、コピーができるようになるそうです。
SDカードについては32GBまでのSDHCカードに対応していますが、こちらにはダウンロードしたWii Uゲームの保存は不可能になっています。主にPCとのデータのやりとりや、「Wiiウェア」「バーチャルコンソール」「セーブデータ」などの保存を想定しているということです。
日本での発売まではもう少し時間がありますが、いざダウンロード版を遊ぼうと思ったら容量が足りなくて遊べないということがないように、今のうちに機能を確認しておきましょう。
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