【日々気まぐレポ】第4回『ポケモン図鑑 for iOS』はトレーナー必携の超便利アプリ

なるほど、マリ×アスもあるのかと気付かされた、ひびきによる隔週連載「日々気まぐレポ」も第4回目でございます。

もはや隔週じゃないんじゃね？と思ったそこのあなた、よくみていらっしゃる。4回目といっても号外を挟んでいるので実質5回目になりますでしょうか。ニンテンドー3DSソフト『ポケモン不思議のダンジョンマグナゲートと∞迷宮』体験版のレポートを号外でやっていましたのでお暇な方は関連リンクからどうぞ。

いやぁ、ポケダン。PV見ましたかアニメPV。しゃべってましたね、ポケモンが。ポケモンたちが普通に言葉を交わすというポケダンの世界ならではの部分を、まさか声付きでアニメ化するとは。ピカチュウが釘宮理恵さんだったりするあたりにも衝撃を受けました。思いの外。いや予想通りとも言うべきでしょうか違和感がない。尻尾を見れば分かるんですがあのピカチュウは女の娘なんですよね。そのへんもバッチリとハマっていました。

あとパートナーたるミジュマルの小清水さん。テレビアニメの方の独特なキャラクターが頭にあったぶんだけに新鮮というか。ここでキメなきゃ女がすたるというか。あのミジュマルになら全幅の信頼が置ける。

そういうわけで、いやどういうわけか。今日ご紹介いたしますのはiOSアプリ『ポケモン図鑑 for iOS』でございます。このアプリ、任天堂のデバイスで出てはいませんがちゃんとした株式会社ポケモンの公式アプリとなっています。

このポケモン図鑑に収録されているのはイッシュ地方の全てのポケモン。全国図鑑番号で言う所の494～647番までの154体です。カントー地方、ジョウト地方、ホウエン地方、シンオウ地方のポケモンについては各500円でダウンロードすることができます。

■細か過ぎる設定
ここでまず図鑑を紹介すべきなのでしょうが、メニュー画面を見ると先ず設定の項目に指が動いてしまうのが筆者の性分なのです。で、その設定画面というのがこれまた実に細かい。言語の設定では日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の中から選ぶことが出来るバイリンガル仕様。日本語ではゲームの方と同じく、ひらがなと漢字かな交じり文を選択することもできます。

3D画面の設定では、背景を6種類から選ぶことができます。その他、ポケモンの3Dモデルについて回転のオンオフや速度を設定可能。大きさ比較のためのピカチュウを表示するかどうかも選ぶことが可能になっています。メモや★マークをつけたものについては入出力が可能になっているなど、至れり尽くせりの仕様になっています。

■肝心のポケモン図鑑機能
ポケモン図鑑モードに入って先ず目に飛び込んでくるのが「アーケオス」です。なんでかって？五十音順だからです。ソートに関しての項目もこれまた実に充実しておりまして、名前順の他にも番号、高さ、重さ、進化、HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さなどなど様々な要素からポケモンをソートすることが可能。バチュルを見つけたい時は高さ順を選びましょう。かわいい。

初期の図鑑項目はアイコンが横5列並んでいる、というものなのですがこれは、タイプ表示、さらに詳細表示に切り替えることもできます。画面に表示する情報が多くなる程に一度に見れるポケモンの数は当然少なくなるのでここは用途に合わせて切り替えましょう。

各ポケモン個別のページに行くとそのポケモンの細かな詳細データがグラフィカルに表示されます。特に、攻撃や防御といった数値は横棒グラフでも表現されており、感覚的にわかりやすくなっています。他にもタマゴグループや特性をタップすればそれを条件に検索をすることが可能です。

ポケモンのアイコンをタップするとそのポケモンの360度自由に鑑賞できるモードに突入します。ここ表示されるポケモンのモデルがまた非常に良くできておりまして、高精細な3Dモデルを上下左右ぐるぐると見回すことができます。ここでモーションの再生ボタンを押せば、そのポケモンなりのアクションや仕草を見せてくれます。また、この画面では鳴き声も確認することができます。

また、ピカチュウボタンを押せばラインで表現されたピカチュウのモデルが同時に表示されるので大きさの対比などが視覚的にわかりやすくなっています。バチュル視点から見るピカチュウの大きさ、キュレムから見るピカチュウの小ささなど、ポケモンの世界観をよりリアルに感じることができます。

画面下のタブメニューからは特性、相性、説明、進化、技の項目の詳細をそれぞれ閲覧可能です。特に「相性」タブでは、そのポケモンがどのタイプ相性を得意とし苦手としているのか、0.5倍や4倍といったタイプ相性の数値が横棒グラフで表されており、一目瞭然となっています。

「説明」ではポケモン図鑑に描かれている解説文を閲覧できる他、出現場所については季節や「殿堂入り後」などといった出現条件や、釣り方、出現する草むらの様子に至るまで細かく記されています。

「技」タブでは技を覚えるレベルからひでんわざ、おしえわざ、タマゴわざに至るまですべてが網羅されており、そこから直接わざ図鑑に移動することも可能になっています。

■わざ辞典
トップメニューからわざ辞典を開くと先ず見えるのが「10まんボルト」に「Vジェネレート」。はい、五十音順です。わざ図鑑もポケモン図鑑同様に名前、威力、命中、PP等の項目で自由にソートすることが可能です。

わざの個別ページでは各数値はもちろん、そのわざの効果範囲や説明文、もたらす効果について事細かに書かれています。タブで「相性」に切り替えると、各タイプに何倍のダメージを与えるかがグラフィカルに表示されています。

「ポケモン」タブに切り替えると、そのわざを覚えることの出来るポケモンがリストアップされます。そのポケモンが何レベルでこのわざを覚えるのか、もしくはおしえわざなのかタマゴわざなのかがひと目で分かるようになっている他、そこから直接各ポケモンの図鑑ページに飛ぶことも可能です。

総評としましてはまさにトレーナー必携の完全版ポケモン図鑑、という感じですね。コレクターズアイテムとしてもよし、ストーリー攻略時には片手に携えるもよし。見ても楽しい実用図鑑といった所でしょうか。とくに、ポケモンバトルの時には各種データを参照するのにかなり実用的になること間違いなしの一品といった感じです。全国のポケモントレーナーの皆さんは是非ダウンロードしてみてください。

『ポケモン図鑑 for iOS』は、好評配信中で価格は170円（税込）です。