「Wii Uは値下げをすべき」ユービーアイソフトのエグゼクティブディレクターが提言
「Wii Uは、パブリッシャーの売上をより増やすためにも値下げすべきです」。ユービーアイソフトのヨーロッパ・中東・アフリカ地域のエグゼクティブプロデューサーを務めるAlain Corre氏がEdgeのインタビューでWii Uの値下げについて言及しています
任天堂
Wii U
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いつ頃の値下げを望むのか?という問いに対してCorre氏は「いつでも(歓迎)です。我々パブリッシャーは、より多くのファンがゲームを買う余裕があるようにするために、ハードは安い方が良いと考えています。Wii Uはある時点で大衆的なものになると思います。もっと速いスピードで普及すると期待していた人もいたようですが、我々は楽観的にみています。」とコメントしています。
また、「任天堂は「Wii Uの売上が当初の予想を下回っていて、ソフトの装着率(本体と同時に購入するソフトの本数)も大きい変動はない」と話していたと記憶していますが、私は「ハードの売上が少なければ、ソフトの売上も少ない」ということだと考えています」とも語りました。
一方、Corre氏はユービーアイソフトの「新しいテクノロジーで1番になり、技術革新していく」という精神を紹介したうえで、同社のWii Uローンチ時の対応について「有意義なものだった」と述べています。
Edgeは今回の静かな立ち上がりをうけ、値下げへの要求が出てきていると伝えています。日本においては、2月25日~3月3日の週間売上台数(メディアクリエイト調べ)は約1万台と据え置き機だけで比較しても、PlayStation 3(約2.5万台)の半分にも満たない結果に。発売後2週間の売上は43.5万台とWiiと同程度の売上を記録したものの、ローンチ以降のタイトル不足で、本体の販売数が伸び悩んでいるのが現状です。
これから有力タイトルが発売されるなかで、本体の売上が順調に推移していくのか大きな注目を集めています。
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