第61回のロコレポは、スパイシーソフトが12月18日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『チャリ走DX2 ギャラクシー』のプレイレポートをお届けします。
『チャリ走DX2 ギャラクシー』は、チャリが道や壁を飛び越えてひたすら走り続けるワンボタンアクションゲーム。第15回でご紹介した『チャリ走 DX』の続編です。
■まさに説明書いらず、シンプル操作の横スクロールアクションゲーム
本作の操作方法は、十字キー(スライドパッド)でチャリが左右に移動、Aボタンでジャンプするのが基本。Aボタンをタイミングよく押せば、さらに「2段ジャンプ」「3段ジャンプ」と高く跳ぶこともできます。
メインとなるゲームモードはさまざまな惑星のステージを走る「GALAXY TOUR」モード(ステージクリア型)と、 自動生成されたコースをひたすら走りる「GRAND PRIX」モード(フリーラン)の2つがあり、ステージごとにメダルの収集要素も存在します。
横スクロールアクションゲームとしてのプレイングは3DSとの相性も良く、タイミング勝負のステージとギミックをダイレクトな操作感覚で楽しませてくれます。
■触れるだけで一発死(ミス)のギミックが多数登場!
本作では、チャリの変身アイテムやギミックが多数追加。ステージにはぶつかるとミスになる「レーザー光線」や「岩ブロック」、踏むと高くジャンプできる「ジャンプ台」など、それぞれ特色のあるギミックが登場します。
『チャリ走 』シリーズの特徴として「ミスすると基本的に一発死」というものがありますが、本作でもそれは健在。さらにチャリの挙動が通常ステージと異なる水中エリアも出現するため、クリアにはよりシビアな操作が求められます。特に水流に乗って流されるギミックは、メダルを逃したくないプレイヤーにとって泣かせられる要素です。
■さまざまな種類の「変身ジュエル」を駆使してチャリを爆走
取得することで変身できるチャリの「変身ジュエル」は、チャリの走行スピードとジャンプ距離が伸びる「ターボ(青色)」、ジャンプの挙動が変化する「プロペラ黄色」、そして岩を壊せる「ドリル(茶色)」など、さまざま種類が登場。
それぞれのタイプに変身することでステージをクリアできたり、メダルを取得するためには必須になっている構成のステージも多いため、それぞれの形態を使いこなすことが重要です。個人的にはやはり、スピードと爽快感のある「ターボ」がお気に入り。
3DSの立体視に対応しているので、ボリュームスイッチをオンにすれば没入感のあるプレイングに浸ることができます。
■アクションゲームとしての魅力がさらに引き出された『チャリ走』シリーズ最新作
『チャリ走DX2 ギャラクシー』。前作の『チャリ走 DX』と違い3DSのオリジナルタイトルとしてリリースされた本作ですが、アクションにギミックなど、順当にパワーアップした内容でシリーズの魅力がさらに引き出されています。スマホと3DSという異なるハードの間で、『チャリ走』シリーズが持つコンセプトそのままにゲームを楽しませてくれるのは見事ですね。
スマホネイティブから3DSへ移植された作品としてはガンホー・オンライン・エンターテイメント『パズドラZ』の国内出荷数が累計100万本を突破したのが記憶に新しいところですが、本作もこの記事を執筆時点のニンテンドーeショップ「最近売れているソフト」ランキングで『パズドラZ』に続く2位を獲得しており、多くのゲーマーに受け入れられているようです。
『チャリ走DX2 ギャラクシー』は、好評配信中で価格は600円(税込)です。
(c) Spicysoft
(c) Yuta Hoshino
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【ロコレポ】 by ロココ試作型
INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。
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