【JAEPO 2014】セガが初公開の新作『WONDERLAND WARS』は"アーケード初のMOBA系ストラテジー"

セガはジャパンアミューズメントエキスポ2014に合わせて新作『WONDERLAND WARS』を発表。14日には本作の西山泰弘総合プロデューサーと大原徹総合ディレクターが登壇したステージイベントも実施されました。

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セガはジャパンアミューズメントエキスポ2014に合わせて新作『WONDERLAND WARS』を発表。14日には本作の西山泰弘総合プロデューサーと大原徹総合ディレクターが登壇したステージイベントも実施されました。



『WONDERLAND WARS』は"アーケード初のMOBA系ストラテジー"を謳い、多人数vs多人数の迫力あるバトルを楽しめます。操作には大型タッチパネルと独自のペンデバイスを用い、直感的かつ爽快なプレイが出来るのが特徴。「ペンを走らせ戦場へ」が本作のキャッチコピーのようで筐体に見ることができました。



MOBAとはMultiplayer Online Battle Arenaの略で2つの陣営に分かれて、互いの本陣を破壊することを目的に戦っていくRTSとRPGを合わせたようなジャンル(ゲーム大辞典:MOBA)。日本ではまだメジャーとは言えませんが世界では8000万人以上がプレイしていると言われます。西山氏は「(MOBAは)今はPCがメインで敬遠されているかもしれませんが、ペンデバイスで提供することで誰もがハマれるものになると確信しています」とコメント。西山氏や開発チームもMOBAが大好きな人間が集まったのもこのジャンルを選んだ理由だと説明しました。





ボードから起したという新開発の筐体は、主人公の動きを操作する印象的なスティックとコイン投入口があるだけというシンプルな作り。画面全体がタッチパネルとなっていて、備え付けのペンデバイスを専ら使い遊びます。味方の軍勢は基本的に自動で進み、敵を見つけると戦いに入りますが、プレイヤーはそこに介入し、ペンをスライドして攻撃や必殺技を繰り出して戦況を変えていきます。ただし「自分で戦うよりも兵士を上手く動かす方がプラスなゲームデザインになっている」(西山氏)とのこと。必殺技はキャラクターに最大4つまでセットすることができ、これをカスタマイズしていく戦略性もありそうです。



ステージでは基本的には前に前に進んでいきますが、西山氏によれば視界の概念があり、見えない部分から攻撃されるような場合もあるそう。また、ステージでデモされたステージは一本道のものでしたが、複数に分岐していくようなステージもあるようです。また、実際には4人vs4人の戦いになっていくため、相手プレイヤーによって全く異なるゲームになっていきそうです。1回のプレイ時間は短めに5~10分程度でデザインされているとのこと。

ピーターザキッド(作家: 真嶋杏次)サンドリヨン(作家: 前嶋重機)
美猴(作家: 萩谷薫)マメールロワ(作家: 前嶋重機)


ゲームの世界観は本の中の物語ということで、どこかで見たような世界を感じることができました。西山氏は「『三国志大戦』を作ったチームで、オリジナルを作るのは余り得意じゃないのかも(笑)」と冗談を飛ばしながら、「ゲームセンターにふらっと寄った人にも興味を持って遊んでもらえるきっかけのあるゲームにしたかった」と語りました。ペンデバイスを使った平易な操作性も含めて、間口の広さには特に配慮した様子でした。

『WONDERLAND WARS』は3月末にロケテストを実施予定。楽しみにしたいですね。

《土本学》

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