Wiiリモコンを銃と誤認し警官が17歳の少年を射殺

手にしていたWiiリモコンを銃と見間違えられ、誤って少年が警官に撃たれてしまうという悲しい事件が米国で発生しました。

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Wiiリモコンを銃と誤認し警官が17歳の少年を射殺
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手にしていたWiiリモコンを銃と見間違えられ、誤って少年が警官に撃たれてしまうという悲しい事件が米国で発生しました。

この少年の名前はクリストファー君。17歳の高校生で予備役将校訓練課程のメンバーでもありました。

保護観察中の違反行為に対する令状を彼の父親に渡すために警官が家を訪れたところ、ドアを開けたクリストファー君の手に銃が握られていると誤認。彼の胸に向かって発砲しました。

しかしクリストファー君が握っていたのはWiiリモコンにすぎず、ゲーム機で映画を観ようとしていたところに、この警官がタイミング悪く訪れただけだとのちに判明しました。

クリストファー君の友人はみな彼を「いい奴」だと語っており、突然の悲劇により向上心溢れる若者がこの世を去ったことは残念でなりません。

なお彼を撃った警官は、Wiiリモコンを銃と間違ったことを知った瞬間、頭に手をやり泣き崩れたと伝えられています。今後事件の調査が進められていくとのことですが、予期せぬ最後を迎えたクリストファー君に対し、冥福を祈らずにはいられません。

《菜種》

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