Wii Uの高速起動メニュー、夏までの本体更新で実装 ― 電源オンからゲーム開始まで20秒弱

任天堂は、決算説明会の社長説明において、Wii Uの「高速起動メニュー」の実装時期の発表と、実機動作映像を公開しました。

任天堂 Wii U
Wii U「高速起動メニュー」の実機動画を公開
Wii U「高速起動メニュー」の実機動画を公開 全 2 枚 拡大写真
任天堂は、決算説明会の社長説明において、Wii Uの「高速起動メニュー」の実装時期の発表と、実機動作映像を公開しました。

1月に実施された経営方針説明会にて発表されたWii Uの「高速起動メニュー」は、Wii U GamePadのみで、直近に起動したいくつかのソフトから本体メニューを介することなくソフトを起動できるようにするというもの。ゲームの起動時間が体感として半分以下になるとのことでした。

今回の決算説明会の社長説明では、実機での動作の様子を動画で公開(2014年5月8日(木) 決算説明会 2ページ目中段)。Wii U GamePadを用いて、本体の電源オンからゲーム起動までを20秒弱で行う様子が映されています。

Wii U GamePadの電源を入れると、「クイックスタート」と表示されたメニュー画面が表示され、5×2、計10コのアイコンが表示されます。この画面には、アイコンのほかに「設定」と「Wii Uメニューへ」という項目も表示されているので、通常のWii Uメニューにもスムーズに移動できそうです。

任意のアイコンをタッチし、「はじめる」を選ぶと、ユーザーのMiiを選択する画面に移動。Miiを選択すると、任天堂のロゴマーク、Wii Uのロゴマークが表示され、ゲーム起動画面となります。以降はプレイするゲームタイトルやコンテンツによって読み込み時間は異なりますが、動画で例示された『NewスーパーマリオブラザーズU』では、電源オンからゲームの起動まで20秒弱とかなりの早さとなっており、ゲーム起動までの無駄を完全に排除しているため、体感ではもっとゲーム開始を早く感じることができそうです。

今回公開された動画は、実機で動作しているものとされており、夏までに予定している次の本体更新で実装する予定であるとしています。

《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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