『バイオハザード HDリマスター』のアレンジ操作は、今回のために開発されたオリジナルを採用

先日行われた「川場 バイオハザードサバイバルゲームフィールド プレミアサバゲー体験会」にて、『バイオハザード HDリマスター』のプロデューサーである北林達也の囲み取材が行われました。

ソニー PS3
『バイオハザード HDリマスター』のアレンジ操作は、今回のために開発されたオリジナルを採用
『バイオハザード HDリマスター』のアレンジ操作は、今回のために開発されたオリジナルを採用 全 2 枚 拡大写真


先日行われた「川場 バイオハザードサバイバルゲームフィールド プレミアサバゲー体験会」にて、『バイオハザード HDリマスター』のプロデューサーである北林達也の囲み取材が行われました。



『バイオハザード HDリマスター』は、2002年に発売したゲームキューブ版『バイオハザード』のリメイク版で、PS3/Xbox 360/PC/PS4/Xbox Oneで発売予定。最初の質問は、TGSへの出展に関するものでしたが、今回は映像出展のみで、別途、ユーザーが体験できる機会が設けられるそうです。なお、PS4版とXbox One版は2015年初頭に発売予定で、アップグレードプログラムの対応については未定。



話はゲームの中身に移り、HD化に際しての苦労が質問されました。北林氏によると、解像度が上がり見えなかった部分が見えたり、ロード時間が短縮され、計算されて作られていたホラー演出に誤差が生じるなど、様々な問題があったそうです。これに対しては、「古い時計を一度ばらして、磨き上げた後、また組み当てる」という例を挙げて、丁寧にHD化を進めていると語りました。



また本作の新要素である「アレンジ操作」については、『バイオハザード6』など最近のシリーズで取り入れられているTPSスタイルをそのまま移植するのではなく、初代『バイオハザード』に最適化されたオリジナルの操作方法になるとのこと。採用の経緯としては、今のプレイヤーに“ラジコン操作”を強要するのは適切ではなく、その操作を従来のTPSスタイルに置き換えても、快適なプレイが見込めないからだと説明しました。



PS3/Xbox 360『バイオハザード HDリマスター』は11月27日発売予定で、3,694円(税抜)。PS4/Xbox One『バイオハザード HDリマスター』は2015年初頭発売予定で、価格は未定です。

《栗本 浩大》

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