SCE、家庭用ゲーム機が“解禁”された中国でカンファレンスを開催!現地からレポートをお届け
11日に中国・上海にあるMercedes-Benz Arenaにて、ソニーコンピューターエンターテイメント(SCE)によるプレス向けカンファレンスが行われました。
ソニー
PS4
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中国といえば、今年5月に14年ぶりに家庭用ゲーム機の解禁が中国当局より認められ、強豪であるMicrosoft社のXbox Oneが9月に発売をされたばかりです。Xbox Oneを追撃する形での今回の発表ですが、気になるPS4の発売日は2015年1月11日に決定。価格は2,899中国人民元。また、同日にPS Vitaも1,299中国人民元にて発売。あわせて中国国内限定デザインのPS4/PSVitaの本体デザインも予定しているとのことです。中国政府が上海に設ける経済特区「上海自由貿易試験区」にて家庭用ゲーム機およびタイトルの販売・制作を行います。
参入予定ソフトウェアメーカーも一部発表され、スクウェア・エニックスやコーエーテクモゲームスなど日本企業も多く参入する予定。
中国ではビデオゲームの暴力表現などによって国民のメンタルヘルスが損なわれることを懸念して、2000年6月に正式に国内でのゲーム機の製造、販売を禁止しています。しかし、スマートフォンでゲームアプリを楽しむ若者が増加、ゲームに対する印象が変わりつつあるという事情もあるようです。これらのゲームアプリは従来の「ゲーム」とは見なされておらず、楽しむこと自体は合法とされていました。
昨年9月に設置された経済特区「上海自由貿易試験区」内にて生産された商品に限り、販売が可能となり、Microsoft社のXbox Oneは既に中国全土にて発売され、中国電機大手の華為技術とTCL集団も家庭用ゲーム機に参入が予定されているようです。
カンファレンスの詳細は追ってお送り致しますので、乞うご期待ください。
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