Wii Uに取り組む開発者は少ないが昨年よりは増えた・・・GDCの開発者調査

毎年3月に開催されるゲーム開発者向けカンファレンス、Game Developers Conferenceが昨年の来場者を対象に行なった調査によれば、Wii U向けに開発しているデベロッパーは非常に少ないものの、昨年よりも増加したとのこと。

任天堂 Wii U
毎年3月に開催されるゲーム開発者向けカンファレンス、Game Developers Conferenceが昨年の来場者を対象に行なった調査によれば、Wii U向けに開発しているデベロッパーは非常に少ないものの、昨年よりも増加したとのこと。

調査によれば、最も多くのデベロッパーが現在開発を行っていると回答したのはPCで56%、続いてスマホ(タブレット)が52%。コンソールではPS4が26%、Xbox Oneが22%。Wii Uは大きく引き離されて僅か6%でしたが、昨年の4%よりは改善したとのこと。ちなみにPS4は12%、Xbox Oneは10%それぞれ昨年よりも増加しました。

そのほか調査では、昨年の企業収益についても設問があり、2013年よりも増加したとの回答が40%、変わらずとの回答が20%、減少したとの回答が9%で、全体的に回復傾向にあることが伺えます。また従業員数も44%が増加、15%が減少、1%が会社自体が閉鎖、38%が変わらずとの回答でした。

今年のGDCでも大きくフィーチャーされるeSportsについては12%が現在取り組んでいると回答。実に79%が将来性のあるビジネスだと回答したとのこと。「Twitchによって競技の視聴が非常に容易になり、EVOのような大会が盛り上がりを見せる事で注目が益々高まっている」とある開発者は述べました。

調査は約2000名のゲーム開発者を対象としたもの。今年のGDCは3月2日~6日の会期で米国サンフランシスコで開催予定です。

《土本学》

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