amiiboの出荷数が570万体に…今後は“定番化”と“売り切り型”の2パターン
NFCを活用し、対応しているWii Uソフトの遊びを更に拡げてくれるフィギュア「amiibo」。発売されてまだ日が浅いものの、世界規模で大きな反響とセールを記録しており、任天堂の新たな展開として今もなお注目を集めています。
任天堂
Wii U
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このたび公開された第3四半期決算説明会の社長説明にて、amiiboの現状や今後の展開に関して新たな発表が行われました。まず売れ行きに関してですが、昨年年末の時点で、全世界合計の出荷数が約570万体に到達。特に、アメリカ・カナダ・オーストラリアの市場で好調を博しており、一部のフィギュアについては品切れが発生し、オークションによる高値取り引きも行われています。
新たなラインナップも定期的に発表されており、続々とニューフェイスが登場するamiiboですが、今後は「定番化するものと順次入れ替えていく売り切り型のものを予定している」と明かしており、キャラクターによっては再生産されない可能性が高まりました。
以前、人気の高いキャラクター以外は初期出荷後の再入荷はないかもしれない、といったコメントを任天堂が発表していましたが、今回の説明はその展開をより押し出した形になったと言えます。
この夏には、ニンテンドー3DS向けのNFCリーダーライターをリリースし、更なる需要の拡大を狙うamiibo。「いつでもある」という安心感を定番キャラクターに担わせつつ、売り切り型のラインアップを入れ替えていくことで新たな刺激を常に提供していく、といった双方の効果による活性化を狙っているものと思われます。この判断がどのような効果をもたらすのか、動向に注視しておきましょう。
(C)Nintendo
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