「元々はエイプリルフールのネタで終わるはずが、最終的に本気で作ろうという話になったんだ。」このプロジェクトを立ち上げたHyperkinは、プレスリリースで自分たちが本気で商品化を目指していると打ち明けました。
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Hyperkin社はゲーム周辺機器を主に取り扱う海外の企業で、3DS用のスクリーンプロテクターからN64用のコントローラーまで幅広く手がけており、web上の通販も受け持っています。
そんなHyperkin社から、「Smartboy」と銘打たれたこの機器は、iPhone6 Plusの周辺機器として開発されており、カセットを挿入するためのカートリッジに、お馴染みのABボタンや十字ボタンも完備。連動するアプリと共に、スマートフォンならではの美しいスクリーンとバッテリーでユーザビリティを向上させつつ、ゲームボーイならではの洗練された操作性をしっかり維持したものになる予定です。
「色んな人が楽しんだレトロゲームを、現代の機器を通して、今の若い人にも遊んでもらいたい。」と語る開発チームのChris Gallizzi氏は、このSmartboyがiPhoneのみならず、Android等にも向けて制作する予定だと明かしました。
ただし、問題となるのはやはり権利問題。海外においてもユーザーの間では意見が割れており、このデバイスに使われるエミュレーターのソースや、そもそもエミュレーターを行使するデバイスそのものの合法性などが問われています。
それでも、幼い頃に遊んだ名作を、当時と同じ感覚で遊べるとは夢のある話です。まだまだコンセプトが発表された段階ですが、各権利関係をどのようにクリアするのかを含め、今後の動向が注目されます。