通常、照明器具といえば電球をソケットにはめ込んで利用するものが一般的です。ですが、「Flyte」はソケットを使わず、スマートフォンの充電などで利用される非接触充電技術と、古くから使われてきた磁力の反発作用を利用し「電球が板の上で浮いたまま光る」という不思議なインテリアです。
一見ただの四角い板にしか見えない卓上充電器の上に電力供給機能をもつ磁石付きの電球を浮かべただけ、と書けば非常にシンプルですが、本来固定されているはずのものがフワフワと接続面なく浮いている様子は確かに不思議な印象があり、比較的高めの金額設定でありながらも、500%を超える資金を集めるに至った人気プロジェクトなのも頷けます。
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さて気になる各プランの価格ですが、埋め込まれたLEDによって光る卓上充電器と200グラムまでの重さなら何でも浮かすことができる磁石のメーカーキットは149ドルから。こちらはショーウィンドウやイベントプロモーションなどで商品を飾るメーカー向けのキットなのか、電球はついてきません。
卓上充電器の素材が選べ、きちんと電球がついてくる「Flyte」の早期割り引きプランは残念なことにほぼすべて終了していますが、249ドルからの通常版は大幅な枠を残しています。
2個の「Flyte」がついてくるプランは479ドル、5個では1149ドル、10個では2199ドルとなっています。
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予定額を超えると新たなプランが開放されるストレッチゴールドでは、木製の卓上充電器に磁石がセットになったプレミアムキットと、クローム加工された卓上充電器のバージョンが順次公開されていくとしています。
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電球が宙を浮くというインパクトの強いプロジェクト「Flyte」ですが、プロジェクトの締め切り時期は2015年5月22日となっています。時間的にまだ余裕はありますが、人気プロジェクトですので気になる方はお急ぎください。