
突然ですが、皆さんはゲームをプレイする際、どのようなディスプレイをお使いでしょうか。こだわり派のPCゲーマーなら高リフレッシュレートのゲーミングモニター、コンシューマーゲーム派なら大画面テレビなど、今や「画面」の選択肢は無数にあります。
本稿を読まれている皆様のことですから、すでにお気に入りの一台を所有されていることでしょう。そんな皆様へ、既存の環境を置き換えるのではなく、“もう一つの選択肢”を提案したいと思います。それが、「家庭用プロジェクター」という選択肢です。
「HORIZON 20 Max」公式サイトこれまで家庭用プロジェクターは、遅延やリフレッシュレートの問題からゲームには不向きとされる場面が多くありました。しかし、XGIMIのハイエンドモデル「HORIZON 20 Max」であれば、ゲームも問題なく楽しめます。
ということで今回の記事ではそんな、「HORIZON 20 Max」のスペックを紹介しつつ実際に『inZOI』と『スイカゲーム』という2本のゲームを遊んで、そのプレイ感をレポートしていきたいと思います。

まずはスペックを軽くおさらいしましょう。「HORIZON 20 Max」は、自社開発の「X-Master レッドリングレンズ」に加え、「X-Master RGB 3色レーザーエンジン」を搭載しています。
特筆すべきは、5700 ISOルーメンというかつてない明るさです。プロジェクターは「昼間でも明るい画面で投影したいなら2000ルーメン程度は必要」と言われることが多い中、「HORIZON 20 Max」はその倍以上の明るさなわけですから、本機がいかに規格外の性能を備えているかが分かります。
実際、筆者が編集部で「HORIZON 20 Max」を試用したのは昼間でしたが、ブラインドを閉めればくっきりと画面が見えました。そこまで遮光性が高くないブラインドであるにもかかわらず、まるで壁面にそのままテレビが出現したかのような鮮明さです。
「HORIZON 20 Max」公式サイト



さらに垂直±120%、水平±45%のレンズシフト調整機能や光学ズームを備えており、プロジェクターに触れることなく、画面の調整をすることが可能です。

ボディはかなり重厚感があり、回転式のスタンドで向きも簡単に変えることができるなど、平らな場所さえあればどこにでも設置できそうでした。もちろん「1msの低遅延」というところもゲーマーには嬉しいところでしょう。

背面の入力端子は、HDMI×2(うちHDMI1はeARC対応)、USB 3.0×1、USB 2.0×1を備えています。USBポートは外付けストレージなどを接続し、保存した動画データを再生する際などに活用できそうです。
さらに、ヘッドホン端子や光デジタル音声出力も搭載されているため、既存の5.1chサラウンドシステムなどのスピーカー設備がある環境でも、接続に困ることはないでしょう。

前面には、一目でそれと分かるほど堂々とHarman Kardon製スピーカーが内蔵されています。前述したような外部のオーディオ設備がなくても、本機一台で迫力あるサウンドを堪能できるというわけです。
ゲーマーとしてはYouTubeやTwitchでゲーム大会などを視聴する機会も多いでしょうが、その際にも、まさに会場にいるかのような臨場感を味わうことができます。
また、自動で操作してくれるフォーカス調整や台形補正機能、マルチデバイス対応により、ホームプロジェクターの操作や設置に不慣れなユーザーであっても、すぐに大迫力の映像環境として導入できます。どのようなユーザーでも、どのような機器であってもかなりスムーズに導入することが可能。またIMAX Enhancedにも対応しており、自宅にいながら映画館さながらの体験を味わえます。
「HORIZON 20 Max」公式サイト公式サイトによれば、真っ暗な環境であれば300インチもの巨大画面で使用することも可能とのこと。今調べたところによると300インチといえば縦4m弱、横6mぐらいらしいですのでホームシアターには充分すぎるサイズでしょう。会社の催しや会場を借りたパーティーなど、多人数でゲームや映像を楽しむシーンでは強さを発揮しそうです。
価格は450,900円(税込)と、まさにハイエンドクラスな設定。しかし、それだけの価値を十二分に感じさせてくれる商品です。

ここからは、実際にゲームを遊んでみてのプレイ感をレポートしていきます。まずは「すべての人生が物語になる」というキャッチコピーのライフシミュレーションゲーム『inZOI』をプレイしました。
映像は非常に美麗で、ユーザーインターフェースのテキストなどもキレイに視認できます。4K解像度かつ60Hz対応ということもあり、大画面テレビで遊んでいるのと遜色ない感覚です。

本作は美麗なグラフィックが特徴のライフシミュレーションゲームですが、キャラクターが自律して動くため、常に煩雑な操作を要求されるわけではありません。プロジェクターの大画面に投影し、その生活をぼーっと眺めるには、まさにうってつけのタイトルと言えるでしょう。

大画面で遊ぶ『inZOI』には、アクアリウムを思わせる趣があります。常に映しっぱなしにして眺めたり、気が向いた時にだけ介入してプレイしたりするスタイルは、プロジェクターだからこそ楽しめる体験かもしれません。ポップで彩り豊かな『inZOI』の世界が、まるで目の前に実在するかのような圧倒的なスケール感で迫ってきます。
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続いては、ニンテンドースイッチを接続して『スイカゲーム』をプレイします。『スイカゲーム』は元々Aladdin X(アラジン エックス)のプロジェクター内蔵アプリとして誕生し、爆発的なヒットを記録したわけですから、「HORIZON 20 Max」との相性も抜群でしょう。ちなみに、Aladdin Xは現在「HORIZON 20 Max」の開発元であるXGIMIの傘下にあるため、関係は深いです。
前述の『inZOI』がPCゲームであるのに対し、『スイカゲーム』はニンテンドースイッチで遊べるタイトルのため、プロジェクターとの接続もよりシンプル。HDMIケーブルを入力すれば、デバイス側の画面設定を調整せずとも、すぐさまゲーム画面を投影してくれます。
「HORIZON 20 Max」もプロジェクターとして起動までのスピードが早く、思い立った時にすぐ遊び始めることができるでしょう。初回起動時は多少の設定が必要ですが、自動でフォーカスを調整してくれるなど、懇切丁寧なホスピタリティの高さが非常に印象的です。
あくまで筆者の主観ではありますが、操作や使用に煩雑なところがないので、あまりプロジェクターに馴染みのないユーザーであっても開封してすぐ遊び始められるように感じます。

『スイカゲーム』には追加パックとして「2人プレイモード」も用意されているので、パーティーゲームとしても存分に楽しめます。プロジェクターによる大画面なら、室内のどこにいてもポッピィー(フルーツなどを落とす自キャラ)を見失うことがありません。遠くからでも盤面をはっきりと視認できるため、大人数でのゲームプレイは格別の楽しさとなるはずです。
「HORIZON 20 Max」公式サイト「HORIZON 20 Max」は家族や友人、恋人との日常的な遊びはもちろん、イベントなどの催し物にも最適です。一緒に『スイカゲーム』を遊んだ編集部メンバーも「これ、会社に一台あったら最高ですね……!」と呟いていました。企業だけでなく部活やサークル、グループの集まりのどれにもマッチしそうです。

大画面で対戦ゲームを遊べば、勝利の喜びもひとしおです。たまのイベントや、大画面が適した多人数プレイのゲームなどをプロジェクターで遊ぶと、慣れ親しんだタイトルであっても非常に特別感がある体験となります。スコアなどの細かい文字表示も大画面であれば見やすいですしね!

また、「HORIZON 20 Max」はGoogle TVをOSとして搭載しているため、リモコン操作だけでYouTubeやTwitchなどの配信アプリにすぐアクセスできる点も魅力です。
NetflixやPrime Videoなどの大手サービスで映画やドラマを楽しむのはもちろん、お気に入りの配信者やYouTuberのライブストリーミング/動画を観るにもぴったりです。

付属しているリモコンはプロジェクターとお揃いの落ち着いたデザイン。部屋を暗くして使う機器ということで、リモコン側の主要ボタンにはバックライトがついています。
Googleアカウントを接続すればすぐに普段使っているYouTubeアカウントへアクセスできるので、ゲームだけでなく「映像」にかかわるすべてのコンテンツを存分に楽しめるでしょう。
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本記事は「HORIZON 20 Max」を数時間試用したレポートではありますが、短時間でも非常に盛りだくさんで満足な体験となりました。
「HORIZON 20 Max」公式サイト筆者としても大きな家に住んでいたらぜひとも欲しくなるプロジェクターだと感じ、ゲーマーにとっても安心できるスペックのプロジェクターがついに出てきたか……という印象を受けました。
5700 ISOルーメンとRGB 3色レーザーによる明るくて美しい映像は圧巻でしたし、置く場所も選ばず接続も簡単なため、既存の環境と合わせて利用しやすいはず。ファンの音なども筆者が以前使ったことがあるプロジェクターにくらべ静かに感じますし、本体のスタンドがしっかりしているため取り回しがよく、簡単に使えるところが最高でした。予算や設置場所、使用ケースを考えて興味が湧いた方は、ぜひ購入を検討してみてください!
「HORIZON 20 Max」は公式ストアのほか、各小売店で販売中。価格は450,900円で、クリーニングキットが付属します。本機と同じく「X-Master レッドリングレンズ」と「X-Master RGB 3色レーザーエンジン」を搭載し、4,100ルーメンの明るさで投影できる「HORIZON 20 Pro」は349,900円で販売中。「X-Master RGB 3色レーザーエンジン」のみを搭載した3,200ISOルーメンの「HORIZON 20」は289,900円で販売されています。
また、別途販売されている「XGIMI 3Dメガネ」を利用すれば、3D対応コンテンツも大迫力で楽しめますよ!
XGIMI「HORIZON 20 Max」製品スペック概要

光源: RGB 3色レーザー ディスプレイ技術: DLP ディスプレイチップ: 0.47インチDMD 3D: 対応(XGIMI 3Dメガネ利用の場合) 対応フォーマット: HDR10+、IMAX Enhanced、Dolby Vision 遅延性: ゲームモード、VRRオン、AKオフ時・1ms(1080P@240Hz)・2.2ms(1080P@120Hz)・3ms(4K@60Hz) 輝度: 5700 ISOルーメン 標準解像度: 3840×2160ピクセル(4K UHD) 色域: BT.2020 110% コントラスト比: 20,000:1(DBLEオン時) レンズ: 高透過率コーティングレンズ 公式ストア販売価格: 450,900円(Standard Kit) |
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