販売当初のWii Uは、本体保存メモリーを32GB搭載し、Wii U GamePadの充電スタンドやプレイスタンドなどを同梱した「プレミアムセット(kuro)」と、本体保存メモリーが8GBの「ベーシックセット」がリリースされていました。
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後に「プレミアムセット(kuro)」の生産が終了し、「Wii U すぐに遊べる ファミリープレミアムセット」などの、ソフトと同梱する形でのみ「プレミアムセット」が販売されていました。そのため、本体単体という形は「ベーシックセット」だけという状態が続いていましたが、このたび「ベーシックセット」の生産を近日中に終了すると発表。あわせて、6月より「プレミアムセット(shiro)」を販売すると明かしました。
「ベーシックセット」は、「プレミアムセット」に比べ5,000円も安いため、手に取りやすい価格が大きな魅力のひとつでした。しかしメモリーに大きな差があり、ダウンロード版や体験版を楽しもうと考えた場合あまり余裕があるとはいえず、タイトルによっては別途ハードディスクを用意しなければならない場面もありました。パッケージ派の方にとっても、タイトルによってはDLCなどが充実しているため、メモリーの確保は重要な問題です。
今回の発表で、8GBの「ベーシックセット」は打ち切られ、Wii U本体の基本的なラインナップは「プレミアムセット」へと絞られた形になったとも言えます。この新たな展開は、昨今のゲーム事情を踏まえたものなのかもしれません。
【修正】タイトルに誤りがありました。修正すると共にお詫びいたします。