『桃太郎電鉄』は長年愛され続けており、それだけに新作が待望されてきましたが、ファンが望むような状況には進展せず、先日「ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します」とのコメントをさくま氏が発表しました。
この報告に驚き、また残念に思う声がファンからあがる一夜が過ぎましたが、今もなおシリーズの終焉を惜しむ書き込みがTwitter上で続いています。そして先程さくま氏が、今回の終了発言に関連するコメントを、自身のアカウントにて発表しました。
桃鉄の権利をコナミから買い取って、ほかのメーカーから発売すればという意見もある。だから、コナミにパーセンテージ払って発売することを提案した。コナミの石川は上に聞きますと言いながら、その後もうちが要求した返答なし。だから桃鉄を終了した。
さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 3
コナミ主導で作ることが難しいならば、パーセンテージを支払うことを前提に、他のメーカーからリリースするというプランを提示したこともあると述べるさくま氏。そしてこの提案に対して返答はなかったと語り、「だから桃鉄を終了した」との経緯を明らかとします。
コナミの内部でどのような動きがあったのかは不明ですが、可否いずれにしても返答がなかったとすれば、さくま氏がシリーズ断念を決めたのも無理のない話かもしれません。なお、以前から構想を示唆していた「東北復興編」が、すでに完成していたことも報告しています。
@kenken_2754 東北復興編はもう完成していただけに残念です。
さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 3
シリーズファンにとっては、待望とも言える「東北復興編」。完成していると聞けば、なおさらプレイ意欲が高まるばかりでしょう。本当にこのまま埋もれてしまうのか、今後の動向にも注目です。