今回紹介するのは、iOS/Android向けに配信されているさまざまな8bit風(もしくはレトロ風)なカメラアプリです。ただ単に撮るだけではなく、懐かしのあのゲームかと思うような写真を撮ると、より日常生活が楽しくなるというもの。生活にゲームの華を添えてみるのも悪くありません。

2015年9月発売予定の『スーパーマリオメーカー』ではドット絵になって出演する「しずえ」ですが、なんと私の持っているフィギュアもレトロな感じになってしまいました! などという茶番ができるように、この手の写真は使い方によっていろいろと面白いことができそうです。

今回は、iOS/Androidで配信されている「ドットゲームカメラ」というアプリを使って実例を用意してみました。まずは、こういった写真の魅力を少しでもお伝えできればと思います。
さて、「ドットゲームカメラ」での写真制作は簡単です。まずはふつうのカメラアプリでも良いので写真を用意。続いて、メニュー画面の「画像選択」からその写真を選択します。

そして、ドット絵風にしたい部分をタップして赤い点を、そうしたくない部分に青い点をつければ、あっという間に画像は完成。あとはドットサイズや色を調整して保存するだけです。

ただし、一点だけ注意が必要です。この手のカメラアプリというのは被写体の選択が重要で、ものによってはよくわからない写真になる可能性があります。複雑すぎないパーツの被写体が単体で写っており、余計なものが入り込んでいないほうが、よりそれらしく見えると思います。

とはいえ、ものは使いよう。モザイクに見えてしまっても「これは一体なんでしょう?」というクイズのような写真にすることもできるでしょう。ところで上の写真、なんのゲームかわかりますか?
■iOS/Android「ドットゲームカメラ」
・価格:無料


さて、例としてひとつのアプリを紹介しましたが、世の中にはこういったアプリがたくさんあります。今回はそれらの中から、いくつか簡単にご紹介しましょう。
■iOS「8bit: Camera」


名前のとおり、8bitな写真が撮れる「8bit: Camera」は、モノクロのみならずカラーな8bit写真も撮影可能。また、レトロゲーム風の撮影も行えます。
・価格:無料
■iOS「8bit world camera」


続いての「8bit world camera」は、リアルタイムに写真を加工できる点が特徴。加工フィルタは6種類用意されており、4色・8色・16色、そしてタイルパターンなどにも対応しています。
・価格:無料(アプリ内課金あり)
■iOS/Android「ファミ魂カメラ」

一方、少し変わっているのがこの「ファミ魂カメラ」。写真をドット絵風に加工することもできるのですが、レトロRPG風のフレームが用意されていたり、ミニゲームが遊べるのも特徴でしょう。
・価格:無料


■Android「Bitzah Retro Pixel Camera」


よりレトロな雰囲気があるのは「Bitzah Retro Pixel Camera」でしょう。こちらはゲームボーイ風の写真が撮れるどころか、アタリ2600やコモドール64のような画像を作り出せるというのだから驚きです。
・価格:無料
さて、今回紹介したアプリはほんの一部のものですし、写真の撮り方についてもまだまだ可能性がありそうです。皆さんも写真でゲームのような世界を味わってみてはいかがでしょう。