スマホゲーで“人の感情”を揺さぶりたい…新作RPG『ラプラスリンク』今冬配信 ― toi8、伊藤賢治、種田梨沙らが参加

グループス(gloops)は都内で記者会見を行い、スマートフォン向け新作ブラウザRPG『ラプラスリンク』を今冬にMobageにて配信開始すると発表しました。

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スマホゲーで“人の感情”を揺さぶりたい…新作RPG『ラプラスリンク』今冬配信 ― toi8、伊藤賢治、種田梨沙らが参加
スマホゲーで“人の感情”を揺さぶりたい…新作RPG『ラプラスリンク』今冬配信 ― toi8、伊藤賢治、種田梨沙らが参加 全 37 枚 拡大写真
グループス(gloops)は都内で記者会見を行い、スマートフォン向け新作ブラウザRPG『ラプラスリンク』を今冬にMobageにて配信開始すると発表しました。

発表会の冒頭で池田秀行社長は、「昨年から"ネイティブシフト"を掲げ、様々な作品にチャレンジしているが大ヒットには至っていないが、順調にノウハウは蓄積していっている。一方で、得意としてきたブラウザゲームでも再度市場が活性化するようなゲームを出していきたい」と挨拶。構想から2年、"現時点で最高のブラウザゲーム"と意気込む『ラプラスリンク』を紹介しました。



続いて本作のプロデューサーである上田朋宏氏が登壇、本作のコンセプトである「遊ぶ人の"感情を揺さぶる"」に込めた想いを語りました。上田氏はゲーム、特にブラウザゲームはサービスが終了してしまえばデータすらも残らない存在。その中で提供できる真の価値は"感情を揺さぶられた"体験や記憶なのではないかと話し、世界観、キャラクター、ゲームプレイの細部までこだわり抜いた密度の高いゲームで、その体験を届けたいと述べました。

なお、メインキャラクターデザインはtoi8氏、BGMは伊藤賢治氏が担当。キャストは内山昂輝さん、川澄綾子さん、種田梨沙さん、下野紘さんの参加が決定しています。


物語は今から300年後の世界。科学ではなく魔法がインフラと化した世界で、"ラプラスの樹"という存在が、エーテルを生み出し、人々はエーテルを使って魔法を使っています。しかし、その副産物として人々の脅威となる"樹獣"というモンスターが生み出され、樹獣討士と呼ばれる人々が誕生しました。本作の主人公たちはそうした人々ですが、単に戦いに向かうだけでなく、それぞれが抱えた目的や運命に翻弄されていきます。

主人公格では月代イツキ(主人公、樹獣討士)、シュクナ(ソーサレス)、雨宮ハルカ(エーテルを生み出す、祭祀姫)、澤井ユウト(魔法学院生徒)の4名が紹介されましたが、数十のキャラクターが登場し、全てにバックグラウンドが存在し、全てと仲間になることができると説明されました。


ゲームシステムはアクションRPGで、拠点となる街でクエストを受注することができ、シングルもしくは最大4人のマルチプレイで挑むことができます。戦闘では、行動は画面下部に表示されているボタンをタップすることで行い、画面をタップするとプレイヤーがその場所に動いていきます。ブラウザゲームと言えど、リアルタイムに同期され、アクション性の高いバトルが楽しめます。


『ラプラスリンク』は本日から事前登録が開始されていて、登録すると仲間を回復させるキュアラーの南方アオイが手に入るとのこと。オープンβテストも近日実施予定だとのこと。今冬の配信開始を楽しみに待ちたいですね。

ネイティブゲームが主流となっている中で敢えてブラウザゲームに挑戦するグループス。上田プロデューサーは「何億人もの人々が日常的に使っていて、技術革新も次々に起こっている」と優位性を語りましたが、ゲームがどのように評価されるか注目されます。

《土本学》

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