N64コントローラの「3Dスティック」を復活させるKickstarterがゴール達成、1万ドル近く調達
海外ゲーマーAndrew Vargas氏が立ち上げた「ニンテンドウ64」コントローラー修理プロジェクト「ENKKO」がKickstarterで9,600ドル超の資金調達に成功し、目標金額のゴールラインを突破したことが海外メディアより報じられています。
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Andrew Vargas氏は「Mr.Sir」という別名でも知られる『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』プレイヤー。ニンテンドウ64を愛する彼は、2月25日よりN64コントローラーの「3Dスティック」の修理パーツを提供するプロジェクト「ENKKO」のクラウドファンディング企画をスタート。ゴール金額を8,000ドルと設定したこの企画ですが、開始から3日で目標額に達し、現在では1万ドルの大台に手が届かんとするほどの盛り上がりを見せています。
国内では1996年6月、北米では同年9月より世に出た「ニンテンドウ64」ですが、その「3Dスティック」部分は一部のゲーマーの間である種の希少パーツになっているのだとか。摩耗しやすい形状や用途、そして当然ながら発売から20年近くが経っていることもあって“高品質なN64コントローラー部品”を求める声も見られていたらしく、Andrew Vargas氏はそういったユーザー達に応える形でこの企画を立ち上げたとのことです。
「3Dスティック」ユニットを含むプレッジは10ドル以上から可能。出荷時期は2016年5月を予定しており、全世界に向けたシッピングにも対応しています。なお、各プレッジ/リワードは数量限定とされているので、ニンテンドウ64のコントローラーに新たな息吹を吹き込みたい方はKickstarterキャンペーンページをチェックした上で、支援を検討してみてはいかがでしょうか。
記事提供元: Game*Spark
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