開発元:クローバースタジオ 開発年:2006年 機種:PlayStation 2

――絶景!大神降ろし!
他機種版やHD版に加え続編も生み出した本作ですが、主人公である「大神アマテラス」は白狼で人語を喋りません。その代わりお供キャラクターである「イッスン」は江戸っ子口調で喋りに喋りたおしてくれますし、チュートリアルやナビゲートの機能を果たしてくれます。また本作の特徴的な部分はスティック操作によって筆を動かし特定の模様を描くことによって発揮される特殊能力や、パズルの解決法となる「筆しらべ」というシステムにあるでしょう。愛らしいキャラクターや美麗なグラフィックも素晴らしい名作です。
◆人修羅 『真・女神転生III NOCTURN』
開発元:アトラス 開発年:2003年 機種:PlayStation 2

――200X年、トウキョウ壊滅
厳密にはデフォルト名がありませんが、主人公は悪魔の力を得て「人修羅」と呼ばれる存在になります。真・女神転生シリーズは本作に至るまで主人公が人間でしたが、本作においては半身が人間でもう半身が悪魔という扱いになっており、マガタマという悪魔の力を装着する事で能力を変化させます。シリーズでの特徴である悪魔合体ではイケニエ合体という二体の悪魔にもう一体追加する事が可能な三身合体に近いシステムも導入されています。仲魔のレベルも上昇するようになりました。
◆シレン 『風来のシレン』
開発元:チュンソフト 開発年:1995年 機種:スーパーファミコン

――和製ローグライクの金字塔!
シリーズも多くフォロワーも多い本作はタイムアタックプレイヤーにも愛されています。その主人公「シレン」は風来人で、主人公=プレイヤーという関係性の作品ではあるものの妙にキャラ立ちしていて、トレードマークの三度笠を見るとついつい本作を思い出してしまいます。シレンはゲームの目的であるテーブルマウンテン登頂において様々な罠や敵と立ち向かいますがお宝とも出会います。目指せ太陽の大地!フェイの最終問題!
◆リンク 『ゼルダの伝説』
開発元:任天堂 開発年:1986年 機種:ファミリーコンピュータディスクシステム

――歴史的名作!
長寿タイトル「ゼルダの伝説」より「リンク」の登場はなんと80年代に遡ります。タイトルによって見た目も大人びたり幼く描かれたりしますが緑の頭巾に盾と剣、金髪で尖った耳というデザインは一貫しています。台詞は一切ないのにキャラクター性が強いという特殊な人物と言えるでしょう。謎を解いた時やアイテムを入手したときに鳴る特徴的な音楽は「ごまだれ~」という通称が付いているようです。
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