
バトルモードが一新されてさらなる盛り上がりを見せているNintendo Switch『マリオカート8 デラックス』。前編ではバトルの基礎テクニック、そして「ふうせんバトル」「ドッカン!ボムへい」のポイントを解説しました。引き続き、残りのルールのコツをお伝えしていきます。

「パックン VS スパイ」は簡単に言えば「ケイドロ(あるいはドロケイ)」です。パックンチームとスパイチームに別れ、パックンチームは相手を全員捕まえれば勝利となり、逆にスパイチームは時間いっぱいまで逃げ切れば勝利となります。

パックンチームに捕まってしまったスパイは牢屋の中に入れられます。牢屋の下には鍵のスイッチがあり、それをスパイチームが触れると捕まっている仲間を逃がすことができるのです。これができればスパイチームは大幅有利なわけですが、パックンチームとしても仲間を助けに来たスパイを捕まえるチャンスになります。
■妨害するのも重要

パックンフラワーはアイテムで攻撃されると一時的に攻撃不能になります。そのため、もしスパイが追い詰められてもこうらをぶつけたりファイアフラワーで攻撃すれば危機を脱することが可能です。もちろんパックンチームもアイテムを使うことができるので、どうしても追いつけそうになかったら相手をスピンさせてから捕まえましょう。
■アイテムの有効な使い方

このルールはアイテムの使い方がとても重要です。ダッシュキノコは一気に牢屋へ近づけるので仲間を解放する時にとても強いですし、スーパークラクションを鳴らせばどんな危険な場所でも突っ込むことができるでしょう。また、正面から来たパックンチームをハネで飛び越えたり、ゲッソーで視界を奪ったり……と、適切な場面で使えばアイテムはとても頼りになります。
ちなみに、スーパースターはこのルールだと強すぎます。無敵状態で牢屋へ突っ込めるので、はっきりいって反則級に強いです。アイテムの出現をダイナミックにしない限りは滅多に出ませんが、バランスが壊れるほどに強いので使用する際は気をつけましょう。
■隠れてやり過ごすのも手のうち

スパイチームは相手に見つかっていない場合マップに映りません(発見された場合はパックン上部のパトランプが点灯します)。そのため、残り時間が少ない場合などは隠れて様子を伺うのも手のひとつ。デカライン高架下などのステージは一方からしか入れない場所があるため、隠れるにはぴったりです。
こうして隠れられるとパックンチームは困るかもしれませんが、ひとりが背中から追いかけ、スパイが飛び出したところをもうひとりが捕まえるというチームプレイで解決しましょう。スパイの動きだけでなく、味方の動きにも注意すればチームワークが発揮できるはずです。
■地味に大事なコイン

このルールではコース上にコインが落ちています。コインはスピードを上昇させる効果があるので、まずは10枚回収することを目指しましょう。追うにも逃げるにも、とにかくコインです。