ディースリー・パブリッシャーの最新作『オメガラビリンスZ』(PS4/PS Vita)が7月6日に発売されました。
2015年に発売された『オメガラビリンス』の続編にあたる本作は、入るたびにマップやモンスターが変化する自動生成ダンジョンをアイテムや武器をダンジョン内で集めながら進めていく正統派ローグライクRPGでありつつ、尖ったコンセプトで他のローグライクRPGとは一線を画すゲームです。尖り過ぎていてプレイ中にこのゲームは本当に“CERO:D”(17才以上対象)なのか!?と、プレイ中にパッケージを手にとって確認してしまったほどです。
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そんな尖りに尖った『オメガラビリンスZ』の魅力をレポートしていきます。
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アンベリール女学園に通う少女「茜崎莉央」は、自分の大きな胸にコンプレックスを感じ悩んでいたところに「願いを叶えてくれる聖杯」の話を聞き、聖杯を手に入れるべく、学園内に存在する立ち入り禁止の洞窟(ダンジョン)に潜っていく、というプロローグから物語が始まります。
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学園パートとダンジョンパートに分かれており学園パートでアイテムを買ったり、装備の合成をしたり入念な準備をしたうえでダンジョンに挑みます。
筆者はローグライクというジャンルを長らくやっておらず、最後にプレイしたのが『少年ヤンガスと不思議のダンジョン』だった記憶があります。なので、ほぼ初心者という状態でプレイをし「そうそう、こんな感じ」と勘を取り戻しかけていたその時でした。
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ダンジョン内にブラジャーが落ちている…?
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「ああ、このゲームは普通じゃない」直感でそう思い、メニューを開き装備の欄に目を向けるとそこには武器・盾・ブラジャー・パンツの枠が。「全部装備してもほぼ裸なんじゃ…」とゲームに野暮なツッコミを一人で入れてしまいました。ですが、プレイすればするほどに正統派ローグライクらしさを感じます。
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敵を倒していると経験値と一緒に“ωパワー”が手に入ります。
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一定以上にωパワーがたまるとキャラクターの胸が大きくなっていきます。胸が大きくなるたびにカットインが入るのですが、そこには徐々に胸が大きくなっていくキャラクターが…。
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※ダンジョンから出ると胸のサイズは元に戻ってしまいます。
ダンジョンには、『オメガラビリンスZ』の物語を楽しむ「ストーリー」、トラップやアイテムを駆使してクリアする「賢者の試練」、難易度の高い「チャレンジ」の3つの種類があります。
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水たまりなどの上を歩くと滑って転び、持っているアイテムを周囲にばらまいてしまったり、矢が飛んできたりと様々なトラップが存在しますが、状況によっては逆にプレイヤーが有利になるトラップなども存在するので有効に使う事ができます。
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ダンジョン内には危険なトラップが満載!
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さらにダンジョン内には“温泉”が存在します。
この温泉はダンジョン内にランダムに存在し、プレイヤーのHPと状態異常を全快する他、装備についている呪いまで消しさる事ができます。さらに入浴中はキャラクターのサービスシーンとお触りタイムまで用意されているので見かけたら絶対に入るようにしましょう。
ストーリーを進めるにあたり、当然ですがキャラクターを強くしなければなりません。まず見直す所は装備。このゲームには鑑定する事で内容の分かるアイテム“未鑑定品”がありその未鑑定品を鑑定し良いアイテムがでないかな、と狙いました。
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前作でも登場した鑑定システムですが、画面を二度見した後に冒頭にも書いたようにゲームソフトの入っていたパッケージを確認しました、そこには“CERO:D”(17才以上対象)の文字が…。
さらにキャラクターを強くするために能力値を底上げする“覚醒”システムで「悶絶香」というアイテムを使いキャラクターを育てようと試みました。通常はレベルが上がることでキャラクターのステータスも上がるのですが 覚醒システムを使いキャラクターを覚醒させることで、キャラクターの基本ステータスが上がり、より有利にダンジョンを攻略する事ができます。
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今回プレイした『オメガラビリンスZ』のようなローグライクゲームは自己満足の世界でもあり、自分との闘いでもあります。よりよいアイテムを求めてダンジョンに潜るのもよし、自分自身に枷をしてプレイする縛りプレイするのもよし、人それぞれのプレイの仕方があります。
本作は、いろいろな意味で強烈な作品ですが、尖っている部分以外はローグライクの定義がしっかり守られており、かなり正統派な仕上がりになっています。ローグライク好きユーザーは、一度手にとって見てはいかがでしょうか。
『オメガラビリンスZ』は発売中。価格はPS4:通常版 7,300円(税抜)/限定版 9,300円(税抜) DL版 7,300円(税込) PS Vita:通常版 6,800円(税抜)/限定版 8,800円(税抜) DL版 6,800円(税込)で、Vita TVにも対応しています。
(C)2017 Matrix
(C)2017 D3 PUBLISHER
※掲載されている画面写真は、PlayStation4版のものです。