【プレイレポ】復帰ハンターはスイッチ版『モンハンダブルクロス』で生き残れるのか!? まずは体験版でお試しプレイ

プレイヤーキャラクターの何倍もの体躯を持つ敵に立ち向かうアクション性や、激戦の果てに打ち倒す達成感・爽快感を味わえるハンティングアクションは、ここ10年ほどで急成長して多くのゲームファンを魅了しました。

任天堂 Nintendo Switch
【プレイレポ】復帰ハンターはスイッチ版『モンハンダブルクロス』で生き残れるのか!? まずは体験版でお試しプレイ
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プレイヤーキャラクターの何倍もの体躯を持つ敵に立ち向かうアクション性や、激戦の果てに打ち倒す達成感・爽快感を味わえるハンティングアクションは、ここ10年ほどで急成長して多くのゲームファンを魅了しました。

その草分け的存在として注目を集め、また現在も高い人気を誇っているのが、『モンスターハンター』シリーズです。本シリーズは様々な広がりを見せており、オンラインに特化したタイトル展開や、新たな切り口によるスマホ向けアプリのリリース、RPGを軸とした『ストーリーズ』など、多彩な活躍を見せています。

そして新たな広がりとして、8月25日に『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』が登場。3DS版『モンスターハンターダブルクロス』をベースに、グラフィック表現を向上させ、コントローラーの振動や地図の拡大・縮小といった機能も追加。また、「場所を選ばない携帯性」と「TV画面で大迫力を楽しむ」を合わせ持つ、スイッチならではの魅力も備えています。

オンライン専用の『フロンティア』シリーズを除けば、据え置き機で『モンハン』が楽しめるのはWii U『モンスターハンター 3G HD Ver.』以来。3DS『モンスターハンター ダブルクロス』とセーブデータの相互移行が可能なので、引き続き遊ぶ現役ハンターも多いことと思いますが、「大画面で『モンハン』を遊びたい」という据え置き派にとっても、今回リリースされるスイッチ版は見逃せない存在と言えるでしょう。


そのため、このスイッチ版でハンターとして復帰しようと考えている方も多いことと思います。筆者も、そんな復帰ハンター(予定)のひとり。過去作や『モンスターハンター 3G HD Ver.』もかなり遊び倒しましたが、以降のハンター生活は休止状態。今回のスイッチ版が、本格的に再開となります。

ですが、不安がないと言えば嘘になるのもまた事実。丸4年ほど離れていたため、腕前に不足があるのはもちろんですが、アクション性が広がった『クロス』『ダブルクロス』を全く触れていないのも気がかりな点です。「狩猟スタイル」「狩技」を知識としては知っているものの、実践の中でどうやって使えばいいのか、まったく分かりません。そんな雑魚ハンターは、果たして無事に復帰できるのか? 早々と行き詰まって泣きながら電源を切るのでは? 嫌な予感ばかりが脳裏を過ぎります。

そこで、製品版にいきなりチャレンジする前に、試金石としてまず体験版に挑戦してみました。そのためこの記事は「華麗なプレイヤーがスタイリッシュに体験版を紹介」するのではなく、「ブランクのあるプレイヤーがあれこれ戸惑う様子をお届け」するレポートとなります。熟練プレイヤーの方々には暖かい目で見守っていただき、そして願わくば、同じような復帰ハンターたちの指標のひとつにでもなれますように(反面教師的な意味で)。

◆「初心者向け」からいきなり初対面! ドスマッカォ狩猟



体験版ではローカルプレイも用意されていますが、他の人に頼ったら試金石にならないので、今回はひとりで挑む「オフラインプレイ」に挑戦。決して友達がいないわけではありません。

用意されているクエストは、難易度別に3つあるので、まずは初心者向けの「ドスマッカォ狩猟」に挑戦します。初心者向けなのでさすがに大丈夫! …と言いたいところですが、ドスマッカォは『モンハン クロス』で初登場を飾ったモンスター。そのため、筆者的には初対決となります。

もちろん、現役ハンターにとってはすっかり戦い慣れた相手。ネットを活用すれば、先人たちが記した攻略情報を見つけるのは容易でしょう。ですがここは、攻略情報を見ずに挑もうと決意。自らの経験と実力で未知のモンスターと渡り合うのも、『モンハン』の醍醐味の一つなので、再び現役に戻る老練ハンター気分で挑むことにします。

武器選択は、攻防のバランスに優れる片手剣を選択。そしてスタイルは「エリアル」に。もちろん、「エリアル」の使い方などはさっぱり分かりませんが、こちらも下調べなどせず、操作方法含めて現場で学ぶ実践スタイルで挑戦します。


全ての準備が整うと、マイキャラがキャンプ場に登場。あくまで体感ですが、ロード時間がかなり短めで、ストレスなく楽しめそうです。頼もしいオトモを引きつれ、早速マップを進んでいくと、今回の標的・ドスマッカォと無事対面。よし、一気に近づき華麗に抜刀攻撃だ!

“プレイヤー1 は 応急薬を 飲んだ”

Yボタンはアイテムの使用。さっそく実践で学んだ(思い出した)筆者です。これでは、老練どころか狼狽ハンターだ……。無防備同然のハンターを見逃すはずもなく、ドスマッカォが一撃を華麗に決めます。しっかりと削られる体力ゲージ。薬飲みたいのは今だよ!


ようやくXボタンやX+A同時押しの攻撃などを繰り出し始め、ドスマッカォとの戦いをスタート。カンガルーを思わせるトリッキーな動きに翻弄され、お互いに攻撃が当たる泥仕合を展開する羽目に。ドス系と侮っていたら、応急薬がみるみるうちに減っていきます。


そこで起死回生を狙って、エリアルに初挑戦! 挑戦と言っても「えーと、エリアルってどうやるんだ…このボタンはガードだしな…いやいや納刀してどうする」みたいな状態でしたが、初心者向けクエストなのが幸いし、なんとか初エリアルに成功! しかもモンスターへの初乗りも果たしました。もちろん、「やったー!」よりも「えっ、なに、これ、どうしたら!?」と狼狽えた挙げ句あっさり落ちましたが。この辺りは、今後の課題にしよう……。


オトモの助け(オトモが攻撃されている間に応急薬を飲んだり)もあって、ドスマッカォの討伐はなんとか成功。基本的な操作も思い出したので、滑り出しはなんとか成功といったところです。ちなみに、クリアタイムは……討伐できたんだからよしとしよう! うん!



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《臥待 弦》

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