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Steamの一部のコアなユーザーから熱狂的な支持を集めていたゲーム『Kenshi』。早期アクセス配信中の本作ですが、5月上旬のアップデートで公式に日本語が追加されました!今まで噂だけ聞いて興味を持っていたプレイヤーのみなさんにとっては、待望のアップデートかと思われますが、筆者もそんな「かねてより本作に興味を持っていていたが手を出しあぐねていた」プレイヤーの一人でしたので、この機会にプレイに挑戦。ということで、今回は『Kenshi』入門体験記をお届けしたいと思います!
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まずは何も情報を入れないでプレイしていきます。開始時にいくつかの初期設定(スタート時の条件のようなものですね)を選べるのですが、今回は「基本」との記述がある放浪者を選ぶことにしました。ネタバレすると、このあと何回もキャラクターを作り直して最初からプレイすることになるのですが、毎回この「放浪者」を選びました。
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人種、種族もいくつかから選択することができます。種族ごとに得意なスキルや特性が異なっているのですが最初はなんのこっちゃわからないのでフィーリングで「ハイブ」の「ハイブプリンス」を選ぶことにしました。種族ごとの説明もちゃんとローカライズしてあるので、ロールプレイをしたいプレイヤーにも安心だと思います。キャラクリの設定項目は多いですが、自由度はそれほど高くありません。
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プレイ開始するとチュートリアルが表示されます。こちらも日本語化されているので迷うことはありませんが、チュートリアルに書いてあるのは最低限のことなので、投げ出され感が強いです。とりあえずは金策をするために鉱石を掘るというのが序盤の金策になるみたいです。ということでひたすら鉱山を掘っていきます。
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鉱石を掘り続けているとお金は溜まっていくのですが、お腹もすくので食べ物を買わなければいけません。掘っている間は完全なる「待ち時間」なので、ぼんやりと画面を眺めながらちょっと読書なんかしていました。そうやって、画面から目を離していると……。
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どこからか唐突に現れた野盗にボコボコにされました。このゲーム、プレイ開始時のステータスで徒党を組んだ敵に対抗することは絶対にできません。調べてみると、こうやってボコボコにされていくことでちょっとずつ強くなっていくみたいです。こつこつと鉱石をあつめ、空腹を満たし、時にはボコボコにされ……。文章として書いてみると一瞬のことのようですが、この時点でプレイ開始から2時間以上が経過しています。これは噂通り、なかなかの重量系ゲームのようです。『ドラゴンクエスト』でたとえるなら「レベル1で装備がひのきの棒」みたいな段階から全然抜け出すことができません!
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しばらく上記のような行程を繰り返し、なんか謎に放置されていた死体から装備を剥ぎ取ったりなどして、ちょっとは整ってきた感覚があります。バックパックを入手したことによって鉱石を運べる量が上昇し、お小遣い稼ぎのスピードも上がってきました。しかし……すこしの気の緩みが悲劇を生みます……。
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3倍速で石を掘っていたので、恐ろしい速度で接近してきた謎の狼風の生物に唐突に襲われてしまい……。
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なんと、左腕を失ってしまいました。あまりの出来事に「ええっ、そんなことあんの!」と声に出してしまいました。
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ショックのあまり(体力回復のため)寝込んでしまったときの様子です。体力回復も放置しかすることがない上に、なかなかの時間がかかるので、やはりお供の読書がかかせません。この何をするにも時間がかかってしまうコツコツとした仕様は、なんだか古典的なMMOを彷彿とさせます。そういったゲームプレイが好きな人には堪らないでしょうし、なんとなくこのゲームが一部から熱狂的な支持を受けている理由がわかりかけてきました。
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さて、貧乏暇なしです。腕がないからといっていつまでも休んでいたら飢えるばかりなので、またひたすら鉱山を掘ります。本作序盤のゲームプレイは本当にずっとこんな感じです。掘るのも運ぶのもいちいち時間がかかるので、ずっと画面に集中してもいられなくなってきます。そして……その時は唐突にやってきます。
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死にました。
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さて!『Kenshi』ではプレイ開始時に細かく難易度を設定できますし、それでも厳しいという人でも、Steamワークショップから更に難易度を下げるようModを導入することだってできます。最初のプレイで心をボキボキに折られたので簡単にしてプレイしてみますが……。
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徒党にボコボコにされて足を負傷し、街まで帰るのに無限の時間がかかるようになってしまったためリトライしたり、誤クリックで牢屋に閉じ込められて釈放時間が過ぎても延々釈放されないためリトライしたりで、まったく話が進みません……!
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それでも根気強く何回もキャラを作り直してプレイしていくうちに、徐々にコツをつかみ、5キャラ目にしてそこそこの装備をととのえるところまで、なんとか、なんとか進めることが出来ました。うんざりしながらもコツコツと続けてしまう魔性の魅力があるゲームです。
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その後も酒場で出会った女戦士を仲間にし……。
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お友達代金をはらうことで屈強な戦士を雇い入れることにも成功しました。
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人数が増えると減る腹も3倍になるので大変ですが、これで多少の敵はへっちゃらです。まだまだマップの本当に一部しか探索できてませんし、建築などの要素には一切手をつけれていませんが、3人の冒険ははじまったばかり。このプレイレポートをみて「むしろ燃えるぜ」となるハードコアゲーマーの皆さんは、この日本語公式対応を機会に『Kenshi』のプレイを開始してみてはいかがでしょうか? とはいえまたまだアーリーアクセスということもあり、ローカライズは完全ではなく、英語文章のままの会話文なども多く見られましたので注意してくださいね。
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って安心してたらまた大変なことに……!こんな具合に、最近では珍しいほど手強いゲーム『Kenshi』はSteamにてPCを対象に、1,980円で早期アクセス配信中です!