
大人気スマフォ向けRPG『Fate/Grand Order』(以下、FGO)で、6月13日から6月27日12:59まで開催中の期間限定イベント「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」。織田信長と沖田総司を中心に描かれる恒例“ぐだぐだシリーズ”第3弾となる今回は「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚ピックアップ召喚」で、星5アルターエゴ「沖田総司〔オルタ〕」と星3アサシン「岡田以蔵」が登場します。共にピックアップ期間終了後はストーリー召喚には追加されず、岡田以蔵はフレンドポイント召喚からも排出されないので入手難易度が高めです。

筆者のお目当ては岡田以蔵(以下、以蔵)一点張り。自軍のアサシンクラスのサーヴァントが長らく手薄であることに加え、カッコいい侍であること、これまでなかった狂気を感じさせる宝具演出に心奪われました。『FGO』に限らず、以蔵のような男性キャラ(狂属性寄りのキャラ)は多くの男性ユーザーに刺さると思います。

溜め込んだ聖晶石75個と呼符19枚、さらにはイベントを進めることで手に入れた聖晶石と呼符も残さず注ぎ込んだ結果、星5アルターエゴ「沖田総司〔オルタ〕」は擦りもしませんでしたが、以蔵は3枚も引くことができたので、今後、聖杯を注ぎ込むべきかの検証をしました。
■岡田以蔵のステータス

星3:レベル上限70
属性:中立・悪
ステータス: ATK:6879/HP:8844(フォウカード未使用)
宝具:始末剣(しまつけん)

自身のスター発生率を大アップ(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉+敵単体に超強力な攻撃
スキル1【人斬りA】(初期CT7→最短CT5)
自身に〔人型〕特攻状態を付与(1ターン)&クリティカル威力をアップ(1ターン)
スキル2 【心眼(偽)C】(初期CT8→最短CT6)
自身に回避状態を付与(1ターン)&クリティカル威力をアップ(3ターン)
スキル3 【撃剣矯捷なること隼の如しA】(初期CT5→最短CT3)
自身にスター集中状態を付与(1ターン)
長所と短所

一目見た剣術はすぐに真似てしまえるほどの剣の天才であるため、アサシンでありながらセイバーと同レベルの白兵戦能力を有している以蔵。長所は、サーヴァント含めた広範囲に有効な〔人型〕特攻とクリティカルに特化したスキル構成を持っていること。特に宝具発動によるスター発生100%以上のバフは強力です。
短所は、星3ゆえの攻撃力や耐久力の低さなので、そこを聖杯やフォウカードで補うことで大化けすると思います。クリティカルアタッカーとしてのポテンシャルは高い。
育成優先すべきスキルは
育成で優先するのはスキル1【人斬りA】、続いてクリティカル強化のためのスキル2【心眼(偽)C】。始めからCT(チャージタイム)が短いスキル3【撃剣矯捷なること隼の如しA】は後回しにして問題ないでしょう。難点をあげるとすれば、スキルアップに必要な素材に、1.5部「亜種特異点IV 禁忌降臨庭園セイレム」で初出しとなる「宵哭きの鉄杭」を大量に必要とすることです。育成するなら第1部クリアが前提になるのが辛いところ。
パーティー編成

クリティカルアタッカーとしての活躍が期待されるので、メインアタッカーとして起用するなら、いかに宝具発動による大量の星出しを維持してあげられるかが鍵になります。サポートには星出しやNP獲得を援護できるサーヴァントを選びましょう。アーツパーティーならサブアタッカーとして編成することで攻撃の幅が広がると思います。
相性の良いサーヴァント

アーツパーティーに欠かせない玉藻の前によるNP獲得促進やスキルCTの短縮、星出しや火力補助が優秀なギルガメッシュ〔キャスター〕と組ませるのがおすすめです。
おすすめの概念礼装


ある程度計算できる安定した運用よりは、対人型サーヴァント戦で最大の活躍をしてもらうことを狙ったほうが面白いので、人型特攻に振り切る「死の芸術」、またはクリティカル威力を大幅に上昇させる「騎士の矜持」を選んでみました。
結論としては聖杯が手に入り次第、注ぎ込もうと思います。手に入る機会が限られる希少さもありますし、面白い運用ができるスキル構成を持っているからです。作中でも「わしは天才じゃあ!わしは無敵じゃあ!」「誰にもわしを笑わせん!」などムラっ気があり、人斬りとしての強さと人間としての脆さのアンバランスさが魅力的。どこまで育てられるか今から楽しみです。
次のページ:以蔵だけじゃない、幕末四大人斬りに迫る!