今回の発表会の目玉は『ヒットマン2』のプロモーションの一環である「鮮やかに当てろ! 謎のヒットマンは誰だ!? キャンペーン」のヒットマンの正体お披露目。Twitterで展開した当キャンペーンでは早くも「あの人だ」と予想されていましたが、その正体がいよいよ明らかになりました。
2018年下半期を彩るゲームの発表とともに、その様子をレポートします。
◆充実の2018年下半期ラインナップ
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まずはゲームパブリッシング事業部 マーケティングディレクター 中浜 平三氏が登場。PS4およびニンテンドースイッチの販売台数、各ハードのソフトウェアの販売数について言及し、「ワーナーゲームとしては『レゴゲーム』、『ロケットリーグ』、『ヒットマン』シリーズを用意。今年も大ヒットゲームが提供できるよう尽力します」と挨拶。
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続いてゲームパブリッシング事業部 マネージャー/セールスの大熊 政志氏が登壇し、8月2日発売の『レゴ インクレディブル・ファミリー』、2018年冬発売予定の『レゴ DCスーパーヴィランズ』、7月26日発売の『ロケットリーグ コレクターズ・エディション』について紹介しました。
『レゴ インクレディブル・ファミリー』は8月1日に劇場公開の『インクレディブル・ファミリー』に合わせての発売となり、連動プロモーションも実施する予定とのこと。『レゴ DCスーパーヴィランズ』は2016年に公開した映画『スーサイド・スクワッド』の大ヒットにより認知度の高まったヴィランズを主役に据えた新作で、映画とともに楽しめる作品となっているようです。また、オンラインマルチプレイが人気の『ロケットリーグ コレクターズ・エディション』はロシアW杯の興奮が冷めやらぬタイミングでの発売ということで、更なるプレイヤー層の拡大が期待できそうです。
◆雇われたヒットマン披露!
続いてコアゲーム部門として、9月13日発売の『ヒットマン ディフィニティブ・エディション』、新作『ヒットマン2』についての紹介が行われました。『ヒットマン ディフィニティブ・エディション』はこれまでに配信した追加コンテンツと完全新作追加コスチュームがセットになったおトクなバージョン。新作の前のおさらいとして最適なパッケージといえるでしょう。
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新作『ヒットマン2』はゲームパブリッシング事業部 マネージャー/マーケティングの渡辺 永氏が説明。オンラインマルチプレイに対応している点が本作の最大のセールスポイントであり、その魅力を伝えるプレイ動画の配信も控えていると語りました。また、シェアプレイにも対応する予定なので、様々な「魅せプレイ」を通じてゲームに触れる人が増えるのではないかと期待が高まります。
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会場にはSIEJAパブリッシャー&デベロッパーリレーション部門VP松本 義紀氏が『ヒットマン2』の応援に駆け付けました。「『ヒットマン2』はステルスアクションならではの緊張感と自由度の高いゲーム性でユーザーからの評価が高く期待しています。ワーナーゲームの幅広いお客様にアプローチできるラインナップに注目していただけるよう、我々もプッシュしていきます」と後押しのコメントを寄せました。
『ヒットマン2』に関する情報を一通り紹介したところで、気になる「鮮やかに当てろ! 謎のヒットマンは誰だ!? キャンペーン」のヒットマンの正体がいよいよ解禁となりました。
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多くの方が予想した通り、フリーゲームライターのマフィア梶田氏が登場!
「ワーナーから「ヒットマンとして雇いたい」と声掛けをいただいた時はいよいよライバル会社を潰す気かと思った」と、冗談交じりで挨拶をしたマフィア梶田氏。身にまとったスーツは「エージェント47」をイメージした完全特注品なのだそうです。
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生地選びの段階から携わり、裏地の色やボタンもオーダーしてこだわったのだとか。少ない資料から「エージェント47」らしさを追求したとのことで、そのままゲームから飛び出してきたかのような貫禄があります。
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Twitterを用いたキャンペーンについて、「多くの方が当ててプレゼントを貰ってほしかった」とマフィア梶田氏。答え合わせにも等しいヒントをポストし続けたとのことですが、「あばれる君かマフィア梶田かで意見が2つに分かれた」と会場の笑いを誘います。
◆『ヒットマン2』実機プレイから見えた「さらなる進化」
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ここでデモプレイが披露。ゲームパブリッシング事業部の大橋 あゆみ氏の解説のもと、ゲームパブリッシング事業部マネージャー/リリースマネジメントの岩田 真治氏が操作します。
前作はストーリーごとにステージが用意されているという流れでしたが、今作では6つのステージで1つのストーリーが展開されるため濃い内容を楽しむことができるとのこと。デモプレイの場所はマイアミのカーレース会場。テクノロジー会社の社長の娘である天才カ―レーサー、シエラ・ノックスを暗殺するのが目的です。
時限爆弾を手に入れたのち、警備員やバーテン、車の整備士などに変装し、時限爆弾を設置すべくシエラの車へと近づいていきます。その一連の流れの中で本作から実装された新機能「人混みに紛れる」能力も披露されました。マフィア梶田氏も「これは楽ですね」と大絶賛。北海道を舞台にした『ヒットマン』エピソード6で話題になったフグの毒による暗殺をさらに進化させ、本作では「フグ本体で殴る」という荒技も実装されました。また、フラミンゴの着ぐるみを着た状態で、周囲に溶け込むための能力「ブレンディング」を行うなど、目的のためには仕事を選ばない「エージェント47」の愉快な姿も披露されました。目立たず、焦らず、目的に向かって計画を立てる。その楽しみ方は変わらず、さらなる進化を遂げていることがわかるデモプレイとなりました。
デモプレイで披露された暗殺はほんの一例。「ブレーキホースを切るのはどうか、カーレース中の他の車を利用してシエラを暗殺することは可能なのか、シエラにお酒を飲ませて飲酒運転させることは可能なのか、いろいろな暗殺方法を頭の中に浮かべた。自分でプレイするのが楽しみ」とマフィア梶田氏。「暗殺をテーマにしたゲームはジャンルとして成立しているが、『ヒットマン』シリーズは現代的な暗殺方法が取れるという点で唯一無二のタイトル。ゲームの性質上、大立ち回りは有利ではないが、いかに狡猾に立ち回るかが重要で、それが成功した時の脳内麻薬の出かたが半端ではない」と本作の魅力を語りました。
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ちなみに新作の注目ポイントであるオンラインマルチプレイについては、「『ヒットマン』シリーズは人と遊ぶという感じではないから想像がつかない」とマフィア梶田氏。大橋氏が「エージェント47」のパートナーとしてタッグを組めるキャラクターが登場し、一緒に遠くからスナイプするモードであると解説しましたが、詳細は不明。今後の情報解禁を待ちましょう。
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ステージの最後に、「ゲームライターの矜持にかけて『ヒットマン2』の魅力をお伝えしていきたい」とマフィア梶田氏。『ヒットマン2』は2018年冬にPS4、Xbox Oneで発売予定です。
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