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8月21日から25日まで、ドイツ・ケルンで開催中の「gamescom 2018」会場にて、先日発表されたニンテンドースイッチ版の『Diablo III: Eternal Collection』が出展されています。長く遊ばれている名作の移植として注目度が高い今作を早速プレイしてきました。本稿では、多くの人が気になっているであろう携帯モードでのプレイフィーリングを中心にお届けします。
『Diablo III』はブリザード・エンターテイメントが開発し、2012年にPC版が、海外では2013年にコンソール版が出て以降、いまだに多くのプレイヤーが遊んでいるオンラインマルチプレイに対応したたハックアンドスラッシュ系アクションRPGです。
今回gamescomにプレイアブル出展されているのは、8月17日に発表されたばかりのニンテンドースイッチ版。『Diablo III: Eternal Collection』という名の通り、これまでの全てのアップデートとDLCが適応された完全版です。
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スイッチ版『Diablo III: Eternal Collection』は、ブリザードのブースにて大々的に展示されていました。ブースに設置されていたのは、4つのスイッチで遊ぶ携帯モードの試遊台と、1台のスイッチと4つのコントローラーで遊ぶ据え置き型の試遊台。
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携帯モード版をプレイして驚かされるのが、その動きのヌルヌルさ。大元は2012年のタイトルとはいえ、携帯機で安定して60fpsを維持しているのはなかなか感動します。グラフィックも妥協がなく、4人同時プレイでも影や光などキャラクターの描画が制限されているようには見えませんでした。多くの敵との乱戦になってもフレームレートの低下を感じません。
文字やグラフィックの視認性に関しても、スイッチの6インチのディスプレイが小さすぎると感じることもありませんでした。ボタン配置はほぼPS4と同じなのでこれまでプレイしたことあるユーザーはすんなりと入り込めそうです。
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いつもの『Diablo III』がそのまま手元で遊べる、というのが率直な感想です。携帯機で移動時間やベッドの上などでプレイしたかったユーザーも多いと思われますが(少なくとも筆者はそう)、今回、初めて『ディアブロ』の世界に触れて見たいというスイッチユーザーにも強くオススメできそうです。
スイッチ版『Diablo III: Eternal Collection』は今秋に海外で発売予定。現在のところ国内でのアナウンスはありませんが、ストアの表記によれば、海外版でも日本語が実装される予定のようです。