『サカつくRTW』金満オーナーが「Jリーグ」に挑戦したら、真逆の経営に面食らうも面白さは倍増!

オーナーとなってクラブを世界一にする。サッカーファンならば、誰もが魅力を感じる夢かもしれません。

モバイル・スマートフォン iPhone
『サカつくRTW』金満オーナーが「Jリーグ」に挑戦したら、真逆の経営に面食らうも面白さは倍増!
『サカつくRTW』金満オーナーが「Jリーグ」に挑戦したら、真逆の経営に面食らうも面白さは倍増! 全 69 枚 拡大写真
オーナーとなってクラブを世界一にする。サッカーファンならば、誰もが魅力を感じる夢かもしれません。

最近では、イングランドプレミアリーグの「チェルシー」を買収したロマン・アブラモヴィッチ氏、「マンチェスター・シティ」を買収したマンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン氏を思い浮かべるのではないでしょうか。どちらも豊富な資金力でワールドクラスの選手や監督を招集し、チームをリーグ優勝や世界最高峰とも言われる欧州チャンピオンズリーグ優勝に導きました。


そんな憧れのオーナーを体験できるのが、セガゲームスのスマートフォンアプリ『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』です。本作では世界を巻き込んだ「RTWモード」が楽しめるのですが、2018年12月にはクラブや選手まで忠実に再現された「Jリーグモード」も公開予定です。


今シーズンのJリーグといえば、元サッカー日本代表で、J3の地元サッカークラブSC相模原のGK川口能活選手の引退が記憶に新しいですね。近年は飛躍的にレベルが上がり、世界で活躍する本田圭佑選手や香川真司選手などを排出しているJリーグのクラブオーナーを体感できるなんて、これはやるしかない。一足早くプレイさせてもらう機会を得たので、思う存分、金に物を言わせた大型補強でチーム作りをしようと決意しました。

まずはRTWモードでDiv3昇格を目指す



JリーグモードはRTWモードの日本2部リーグ、日本1部リーグで優勝し、Div3ランクのリーグが解放されてからプレイできます。そこまで順当に進めるなら3時間くらいでしょうか。

まずはホームタウンを置く国(日本)と地域(埼玉県)を設定して、ゲームスタート。今回はチームの顔である久保竜彦選手を中心に日本2部リーグにおいて優勝圏内の好成績を収めているものの、経営悪化のためにクラブ消滅の瀬戸際にある「レオーネFC」を買収して立て直すことになりました。


さっそくチーム名を「インサイド」に変更し、ユニフォームやエンブレムデザインを行いました(これらは後から変更可能)。チュートリアルを含め、分からないことは秘書が随時教えてくれるので迷いません。今日からオレもクラブオーナーだ。

■RTWモードでは世界中のリーグに挑戦できる

まずは日本リーグ1部への昇格を目指すことになりますが、この世界では国際サッカー協会が大陸間のリーグ移籍を認めており、国内リーグで好成績をおさめると世界各国のリーグに挑戦できる仕組みになっています。さらに、各トップリーグでさらなる好成績をあげることで、ワールドチャンピオンシップに参加することも可能になります。


現実には「移動の問題をどう解決するのだろう?」が頭をよぎりますが、サッカーファンなら誰もが夢見たワールドリーグを実現しているので俄然やる気が出て来ました。


また、他プレイヤーが育てたチームと戦える「アリーナ」があり、レアアイテムと交換できる「アリーナリング」を獲得できます。

■選手・監督、ガチャ


選手はGK、DF、MF、FWの4ポジションに分かれ、レアリティは最低の★1~最高の★5まで。所有している「練習メニュー」アイテムを消費することで、選手のプレースタイルのスキルがUPして総合能力値が上昇します。


さらに選手の成長限界(LV)を上昇させる「覚醒」があり、こちらは限界まで育成した後、各ポジションのごとの「覚醒コーチ」アイテムを使うことで、LVは1に戻りますが、さらに成長が可能になります。また、海外短期移籍によって、経験値やスキルを獲得することもできます。


編成ではスタメン、ベンチ、登録外に振り分けられます。さらに、キャプテンやPKなど担当する選手、フォーメーションを決められます。


調子が絶好調に近い選手や連携値がお互いに高い選手ほど試合で良いパフォーマンスを見せてくれます。また、選手は一定の条件を満たすことで取得経験値が一定期間上昇する「能力爆発」状態になります。こちらは一度発動することで、発動条件が記録されるので都度、確認できます。


監督はそれぞれ得意とする戦術やフォーメーションを持っており、発動できるフォーメーションコンボも変わってきます。複数契約可能となっているので、戦術獲得だと思って、どんどん良い監督と契約していきましょう。

■日程と試合


最初に挑戦するリーグを選択し、一週間ごとの日程進行と試合を繰り返して1シーズンのリーグ戦を戦い抜きます。日程進行には行動力を消費します(5分に1回復)。


また、挑戦しているリーグに応じて参加できるトーナメント方式のカップ戦もあり、「覚醒コーチ」など選手強化に必要なアイテムが獲得できます。

試合はオートで進行し、試合中には選手のスキル発動や能力の高い選手によるスーパープレイなど様々なアクションが行われます。また、事前に試合の状況によってフォーメーションを変更したり、選手交代したりを指示できるゲームプランを設定できます。


各所に決められたプレースタイルを持つ選手を配置することで、「フォーメーションコンボ」が完成して、通常よりも機能しやすくなります。こちらはおまかせ編成もあるので、安心ですね。

観戦方法は「結果を見る」「ダイジェストを見る」「試合を見る」の3つから選べます。試合を見るにおいては、スピードを最大3倍まで変更可能。試合前に「点を取りにいけ」「守りを固めろ」などの指示も出すことも重要ですね。HOME試合では、チケット収入や選手育成に必要なアイテム報酬、選手の経験値を取得できます。


スタジアムやクラブを増築することで、収容人数が増えてチケット収入が増えたり、所属選手枠が増えたり、様々なメリットが得られたりします。


■選手のやり取りが面白い



選手ごとの顔の再現度が高くてリアルなだけに、オーバーとも言える選手のノリがとにかくユーモアで楽しいです。

■まずは何を置いても補強


補強はクラブ資金で獲得する場合とガチャの2パターンがあります。毎月第1週と第3週は、クラブのスカウトマンが契約可能な選手のリストを更新してくれるので、クラブ資金を支払うことで獲得できます。スカウトレベルはクラブの成績に合わせてあるので、下位リーグではいきなりワールドクラスの選手と契約は難しいです。


そこでやっぱりガチャ。事前登録ボーナスやTwitterキャンペーン、ログインボーナスなどでクラブ資金やガチャに必要なGBが手に入ります。★4や★5の選手確定チケットを使用するのも良いですね。これらを活用して、ワールドクラスの選手を追加します。




バンジャマン・メンディ、ハメス・ロドリゲス、ウェイン・ルーニー、アルカディウシュ・ミリク、エンゴロ・カンテ、エリック・バイリーなどそうそうたるメンバーが加わりました。元のチームの面影はほぼありません。


飛躍的な戦力アップを遂げた我がクラブは、圧倒的な力量の差でダントツの日本1部リーグ優勝を決めました。大型補強ばかり繰り返すと、「生え抜きはどうすんだよ!」というファンのやるせなさもあるかもしれませんが、まずは勝つことでクラブのチケット収入やスポンサー報酬も上がりますから。久保選手などファンから愛着のある能力値が高い選手は残っていますしね。勝ち続けるクラブにはサポーターからも感謝の声が寄せられます。


得点王やアシスト王などのタイトル、ベストイレブンもほぼインサイドの独占状態。ぐははははっ!銀河系軍団作っちゃうもんね。

しかし、世界は広い

Jリーグ開幕


日本リーグ1部優勝が評価され、3年目からはDiv3ランクに当たる南米リーグBまたはアフリカのどちらかのリーグへの参加が認められました。


南米リーグBは、日本1部リーグを制覇した今のチーム戦力で十分に勝ち進めることができました。優勝戦線に躍り出たところで、Jリーグのあるクラブの秘書が突然やって来たのです。


どうやら、インサイドでの手腕を見込んでJ3の弱小クラブのオーナーとなり、彼らをJ1優勝に導いて欲しいとのことです。


「2つもオーナーは無理だよ」とインサイド秘書が抗議します。そりゃそうだよなと納得するも、「でもオーナーならやれるかもしれません!」と言われてしまい、気持がアガります。2クラブのオーナーだなんてカッコ良すぎる。駒野友一選手、巻誠一郎選手、松井大輔選手など、実在の名選手がスカウトできてチーム編成できるのは、ファンとしてやっぱり嬉しいです。

しかし、「オレが立て直してやるぜ」的なノリでJリーグ弱小クラブのオーナーに就任するも、チーム名を「インサイドMark2」に変えたらサポーターに怒られました…。ほかにもJリーグは、RTWモードとは決定的な違いがあったのです。


■JリーグがRTWモードと大きく違う点
各リーグは独立して進行するため、どちらかのリーグを進めている間は、もう一方のリーグは進行が止まったままなので、気にせず専念することができます。


こちらではRTWモードで育成した選手をレンタル移籍として持ち込めるのに制限があります(始めたばかりだと1人だけ)。基本的には、毎月第1週と第3週に更新される実在のJリーグ選手のリストから、スカウトして補強することになります。しかも、このスカウトはエージェント契約になっていて、優秀な選手をリストアップできるエージェントに頼むには大量のGBが必要です。


さらに選手には能力に応じてシーズン終了後に年俸を支払わなければならず…。これまで年俸の概念が全くなかったRTWモードのように能力値が高い選手を際限なく補強することが叶いません。

■収入や報酬はミッションをクリアすることでもらえる
Jリーグモードでは対戦クラブごとに設定されたミッションをクリアすることで、クラブ資金や育成アイテム、新監督などを獲得できます。タウン施設(スタジアムやクラブハウス)の建て替えも総合ミッションの達成報酬次第です。


弱小クラブと言うだけあり、衝撃的なチーム総合戦力値で連敗が続きます。「これは無理かも」と気持ちが萎えるも、JリーグモードはRTWモードと比べて経験値が多く得られるので選手のレベルが上がりやすいということに気付きました。しかも、RTWモードからのレンタル選手はさらに経験値を多くもらえます。逆にJリーグモードからRTWモードにレンタルもできるので、上手く循環させると育成効率が良さそうです。


「覚醒コーチ」などの育成アイテムも獲得しやすかったです。ただし、RTWモード選手とJリーグモード選手に使用できるものが分かれているので、共用はできません。

■地道に育成を続ける…Jリーグモードのほうがリアルなクラブ経営が味わえるかも
結果的に1年目は4位。チームの補強ポイントを見極め、低いクラブ収入でも支払える良い選手を補強するという非常にリアリティーのある経営に…でも面白い。



選手は比較的早く成長しますし、だんだん勝てるようになることでお金に余裕が出てきます。次第に良い選手を補強できるようになり、2年目はぶっちぎりでJ3優勝してJ2に昇格しました。


しかし、年俸支払いでお金が足りず優秀な選手を売却するはめに。破格のシーズン優勝賞金は選手年棒の後に支払われるので、くれぐれもお気を付けください。


■J2の壁
J2からは戦力的に力の差があるクラブも多く、スタートダッシュでもらえた回復アイテムも尽きてしまいました。アイテムを購入しないのであれば、ゆっくりと階段を上がっていくスタイルになりそうです。


手応え的にはJ1まで上がるのに4年、J1で優勝するまでに6~7年かかりそうでした。でも、「結果を見る」で飛ばすことによってプレイ時間は大きく短縮できるので、人によってあっという間の感覚かもしれません。

筆者はサッカーが大好きなのもあって、思わずやりこんでしまいました。チームが強くなるのは快感です。また、「フォトつく」機能によって、スマホのカメラを利用したオリジナル選手も簡単に作成できます。(オリジナル選手の顔は他プレイヤーには公開されません)。ぜひ、自分だけのドリームチームを作ってみてください。


『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』は好評配信中。基本プレイ無料のアイテム課金制です。

(C)SEGA (公財)日本サッカー協会公認
LICENSED BY JAPAN PROFESSIONAL FOOTBALL LEAGUE
The use of images and names of the football players in this game is under license from FIFPro Commercial Enterprises BV.
FIFPro is a registered trademark of FIFPro Commercial Enterprises BV.

《乃木章》

現場に足を運びたい 乃木章

フリーランスのライター・カメラマン。アニメ・ゲームを中心に、親和性のあるコスプレやロリータ・ファッションまで取材。主に中国市場を中心に取り上げています。

+ 続きを読む

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース