『鬼ノ哭ク邦』対を成す二つの世界を活かしたゲームシステムが公開―生者と死者の世を駆け抜けろ!

スクウェア・エニックスは、ニンテンドースイッチ/PS4/Steam向け新作ソフト『鬼ノ哭ク邦』に関して、物語の詳細や新キャラクター、対を成す二つの世界「生者の世界=現シ世」「死者の世界=幽リ世」の情報を公開しました。

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『鬼ノ哭ク邦』対を成す二つの世界を活かしたゲームシステムが公開―生者と死者の世を駆け抜けろ!
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スクウェア・エニックスは、8月22日発売予定のニンテンドースイッチ/PS4/Steam向け新作ソフト『鬼ノ哭ク邦』に関して、ゲーム最新情報を公開しました。

本作は、ジョブにあたる「鬼ビ人(オニビト)」をリアルタイムで切り替えながら行う、爽快かつ戦略的なバトルが特徴のアクションRPGです。プレイヤーは、生者の世界と死者の世界を行き来し「迷イ人」を救済する「逝ク人守リ」となり、この邦を巡る数奇な"命"の物語を体験することとなります。

今回は、物語の詳細や新キャラクター、対を成す二つの世界「生者の世界=現シ世」「死者の世界=幽リ世」の詳細などが紹介されています。

◆ものがたり


輪廻転生によって命が繁栄した世界。人々は授かりし命を謳い、来世への祈りを捧げた。死に対する悲しみは、生者を縛り、死者をためらわせる。すなわち、死を悲しむことは、輪廻転生を妨げる禁忌に他ならない。だから人々は、その悲しみを笑顔に変えて、死者を送る。

しかし、涙を忘れようとした人の心にも、救いが必要だった。そうして生まれたひとつの役割――人は彼らを、逝ク人守リ(いくともり)と呼んだ。

彷徨える死者の魂「迷イ人(まよいと)」を救済する、いわば、生者と死者、この世とあの世の調停者の役割を担う存在。逝ク人守リは、迷イ人の未練を断ち、来世へと送る者。生者と死者の想いに触れ、命を尊ぶ者。これは、ひとりの逝ク人守リ、 その命の物語――。

輪廻転生を理とするこの邦で命を来世へと繋ぎ、希望と繁栄を約束する輪廻転生の理を守り抜いてきた歴代の邦主たち。しかし今、出生率は低下し、民衆は輪廻転生への猜疑心を抱き始めている。そして、黒夜叉出現により生じた逝ク人守リ内部の不協和音。理の守護者、逝ク人守リ・カガチが眼にするものは…?



輪廻転生を理とする「中ノ邦」に伝わる、邦主のみがその存在を知るという壁画が意味するものは…?

◆キャラクター

■ロベリア(CV:田中 敦子)


「余は邦を守る義務がある。お前たち今生の者には、命をつなぎ、誕生を祝福する義務がある」
信じられるのは己だけであり、他の何者も信じない孤高の邦主。冷徹な立ち居振る舞いが、周囲の者を遠ざけるうえに、自身から人前に姿を現すこともほとんど なく、民衆の中には顔を知らない者さえいる。輪廻転生の理を何よりも重視するロベリアからは、理から決して外れてはならないという、もはや脅迫観念のようなものさえ感じられる。


■レイオウ(CV:白熊 寛嗣)


「私への反抗は邦主様への反抗。つまりこの邦への反抗だ」
ロベリアの忠実なる右腕であり、実の息子。信じる存在は邦主だけであり、物心ついた頃からロベリアを母としてではなく、邦主として尊敬していた。他に信頼できる者も、友もないが、それを苦と思ったことは一度もない。邦主の言葉を盲信するレイオウがそれ以外の言葉に耳を傾けることはなく、逝ク人守リとも対立してきた。



◆対を成す二つの世界を探索


本作には対を成す二つの世界、 生者の世界=『現シ世』と、死者の世界=『幽リ世』が存在します。逝ク人守リは二つの世界を自由に行き来できますが、初めて訪れる幽リ世では、五感が遮断された“幽リ世縛リ”状態となり、探索が困難です。対を成す現シ世で幽リ世縛りを解く“縛リ戻シ”を持つ魔物“想イ主”を撃破し、幽リ世を探索可能な状態にしましょう。

幽リ世縛り状態だと闇に包まれた状態で探索困難。

対を成す現シ世で想イ主を見つけ、トドメを指すと…

想イ主から“縛リ戻シ”がドロップ。

世界を渡ると…

幽リ世縛りが解け、探索が可能に。


◆二つの世界で異なる法則


一見同じように見える現シ世と幽リ世ですが、様々な法則が異なります。現シ世では破壊可能な建造物が幽リ世では壊せなかったり、乗り物が作動しなかったり、いつの時代からそこにあるのかも定かではない宝箱が放置されていたり…。二つの世界の法則を理解し、任務を進めていきましょう。

対を成す同じ場所でも現シ世には宝箱が存在しない。

幽リ世では起動しないゴンドラ。現シ世で先に進もう。

小型の建造物を破壊できる現シ世。幽リ世では壊すことができない法則を逆手に取り、建造物を盾にした戦い方も可能となる。

幽リ世にしか存在しない時空の歪み“遷イ路(ウツロイミチ)”。現シ世ではいけない場所にカガチを運んでくれる。


◆幽リ世の理


幽リ世での戦いで注意が必要なのが、さまざまな法則「幽リ世の理」が発動する点です。カガチにも、対峙する魔物たちにも影響を与えるため、有利にも不利にもなりますが、どのような法則の影響下にあるかを把握して戦うことが重要です。

攻撃がすべてクリティカルになる「幽リ世の理」が発動。

強力な魔物との戦いでは特に注意が必要だ。


◆幽リ世に留まる魂たち


逝ク人守リであるカガチたちは『幽リ世』に留まる迷イ人たちの存在を『現シ世』にいながら感じ取ることができます。迷イ人の思い残しの原因を探り、解決することで輪廻の輪に戻すことが可能です。また『幽リ世』では稀に鬼ビ人との出会いがカガチを待っています。彼らの力を借り、魔物との闘いを有利の進めていきましょう。

逝ク人守リは現シ世でも迷イ人の存在を感じ取ることができる。幽リ世へ渡り思い残しの原因を探り、輪廻の輪へともどしてあげよう。

任務の中で幽リ世に漂う鬼ビ人と遭遇。彼らの魂を自らの身体に宿し、力にしていこう。


◆現幽碑間の移動


中の邦の各所にある現幽碑では、鬼ビ人の編成ができるほか、現幽碑から現幽碑へ、瞬時に移動することが可能です。

ワールドマップから行き先を選択し、瞬時に移動。一度訪れた現幽碑にはいつでも移動可能となる。



『鬼ノ哭ク邦』は、2019年8月22日発売予定。希望小売価格は5,800円+税です。

(C)2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. Developed by Tokyo RPG Factory.

《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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