任天堂は、ニンテンドースイッチで遊べる注目のインディーゲームを紹介する映像「Indie World 2019.12.11」を公開しました。
この「Indie World 2019.12.11」では、発表当時から関心を集めていた『天穂のサクナヒメ』の新映像や、ディースリー・パブリッシャーが新たに発表した『Gleamlight（グリムライト）』、『ゴルフストーリー』の流れを汲む新作『スポーツストーリー』など、15本のインディーゲームに注目。それぞれの魅力や配信時期などを、ぎゅっと詰め込んで紹介しています。
また、配信時期が変更されたタイトルにも触れており、見どころ溢れる映像となりました。この映像で取り上げられた各タイトルが気になる方は、こちらでまとめてチェックしてみてください。より深く知りたい人は、タイトルごとの映像を合わせてご覧あれ。
◆「Indie World 2019.12.11」注目タイトル15本
■『天穂のサクナヒメ』（2020年 配信予定）
農具と伸びる羽衣を駆使する爽快アクション『天穂のサクナヒメ』。羽衣は移動だけでなく、攻撃と組み合わせることで敵を翻弄しつつ戦うことができます。また、道中で入手した素材で、新たな農具を作ることも可能。農具作りにハマる方も出てきそうです。
そして本作は、バトルだけでなく、米作りも重要な要素。「種籾選別「田起こし」「田植え」「収穫」「籾摺り」と、米を作るまでの工程が細かく用意されており、米の出来映えが良いほどサクナは強く成長します。来年の配信に備え、今回公開された新映像で予習を済ませておきましょう。
■『WHAT THE GOLF？』（今冬 配信）
本作は、ゴルフゲームが嫌いな開発者が生み出したゴルフゲーム。コースの数は200種類を超えており、サッカーのようにボールを蹴ったり、横スクロールアクション風なコースがあったりと、これまでのゴルフゲームの概念を打ち破るような作品になっています。
■『Eastward』（2020年 配信）
絶滅の危機に直面し、人類が地下世界へと逃げ込んだ世界が舞台となる『Eastward』。どうしてこのような世界になったのか、その秘密を探るべく、主人公の「ジョン」と不思議な少女「珊」が地上を目指す物語が描かれます。
丁寧に描き込まれた世界は、独特かつ魅力的で、どのような冒険と真実が待ち受けているのか、興味をかき立てられる方も多いことでしょう。
■『犬 犬』（2020年春 配信）
『犬犬』は、2つの頭を持つ不思議な生き物を操作し、仕掛けを解きながら進むユニークなアクションゲームです。2つの頭をそれぞれ動かせるので、2人プレイで遊ぶと、一緒に謎を解いたり、お互いを助け合うといった楽しさが味わえます。
■『SYNAPTIC DRIVE』（2020年春 配信）
カスタマイズしたロボットで戦う、3D対戦シューティングバトル『SYNAPTIC DRIVE』。2vs2のタッグマッチや、オンラインを介したバトルも用意されており、白熱する戦いを様々な形で味わえます。『カスタムロボ』でディレクターを務めた見城こうじ氏が開発に加わっているので、『カスタムロボ』ファンも見逃せない内容となりそうです。
■『Killer Queen Black』（2020年夏 配信）
女王バチと働きバチから成るチーム同士で戦う対戦アクション。勝利する方法は複数あり、「フィールドにあるベリーを、全ての穴に詰め込む」「女王バチを3回倒す」「カタツムリをゴールまで進める」と、異なる3つの勝ち方が用意されているので、戦略や臨機応変さが求められます。
■『Ori and the Blind Forest: Definitive Edition』（配信中）
『Ori and the Blind Forest: Definitive Edition』は、一変してしまった森を救うべく、小さな精霊「オリ」が挑む冒険を描いた作品です。かなり歯応えのあるアクションですが、セーブポイントを好きな位置に作ることが可能。ただし、セーブポイントを作るとエナジーを消費するため、設置できる数には限りがあります。またエナジーは攻撃にも使えるので、どのように使うかが攻略の鍵となるでしょう。
■『Sail Forth』（2020年配信 1,500円税込）
帆の張り方や角度を調整し、風をうまく捉えて航路を往く『Sail Forth』。海賊退治やお宝探し、レースなど、様々な遊びが用意されています。船の強化や、仲間を増やして船団を組むといった要素もあり、大海原の冒険を存分に味わえる一作です。
■『Baba Is You』（2019年12月16日配信 1,500円税込）
『Baba Is You』は、白い生き物「Baba」を操作し、世界のルールを変化させながらステージのクリアを目指すパズルアクションです。目の前を塞ぐ壁を通れるようにしたり、設定されていなかったゴールを定義付けたりと、柔軟な発想が心地よい解決へと繋がります。
■『Gleamlight』（2020年春配信 1,980円税込）
美しい風景とは裏腹に黒い化け物たちが蠢く世界を舞台に、その元凶を探るべく冒険に出かける『Gleamlight』。冒険を続けていくことでアクションの幅が広がっていき、例えば画面の上下を反転させることも可能に。ゲーム中に言葉が一切出てこず、物語については風景や状況から推察するのみ。どのような解釈をするか、プレイヤーの手に委ねられています。
■『The Survivalists』（2020年配信）
流れ着いた無人島で生き延びる『The Survivalists』は、バナナをあげて猿を仲間にするといったユニークなシステムも用意されているサバイバルゲーム。島を脱出するか、更なる奥地を探険するか、いつまで生き延びられるかに挑むか、どんな目的を目指すかはプレイヤー次第。最大4人まで一緒に遊べるので、友達と一緒にサバイバル生活を楽しむのも一興でしょう。
■What Remains of Edith Finch 『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』（配信中 2,200円税込）
かつて、とある家族が暮らしていた屋敷を舞台に、彼らの歴史を辿る物語が綴られる本作。彼らの死を追体験しながら進むゲーム展開は、いずれも印象深いものばかり。奇妙な屋敷に隠された秘密や、主人公がここを訪れた理由など、様々な謎があなたを待ち受けています。
■『ツールズアップ！』（配信中 2,399円税込）
最大4人プレイが可能なマルチプレイゲーム『ツールズアップ！』の目的は、家のリフォームを行うこと。壁にペンキを塗り、タイルを床に敷きつめ、散らかっているゴミを片づける。時間内に条件をクリアするには、的確な役割分担が鍵となります。
■『Into the Breach』（2020年春配信 1,620円税込）
謎の巨大生物によって滅び行く人類を救うべく、未来からやってきた主人公が3つの兵器を駆使して立ち向かう『Into the Breach』。敵の攻撃は事前に警告されるため、この警告を元に兵器を活用し、決まったターンを守り抜くのが本作の目的です。いかに被害を押さえ、規定ターンを迎えるか。敵の打倒とはひと味違う戦略性が楽しめます。
■『スポーツストーリー』（2020年夏配信）
『ゴルフストーリー』の流れを汲む新作『スポーツストーリー』は、テニスやサッカー、バレーボールに野球と、様々なスポーツの要素も取り入れられており、前作以上の驚きをもたらす作品です。悪者から島を守るために多彩なスポーツで挑む主人公の活躍、どうぞご期待ください。
◆配信時期が改めて明かされたタイトル
以前の「Indie World」で紹介され、配信日が延期になったタイトルのリリース時期も、今回明かされました。
■『TO THE MOON』2020年1月16日 配信：1,200円税込
■『COFFEE TALK』2020年1月30日 発売：DL版 1,600円税込/パッケージ版 4,378円税込
■『カニノケンカ FIGHTCRAB』2020年夏 配信
■『GRAVEYARD KEEPER』今冬 配信
■『ABZU』2020年2月 配信：2,468円税込
■『CRYSTAL CLASH』2020年6月 配信：800円税込
■『Lonely Mountains: Downhill』2020年春 配信：2,499円税込
