防犯標語で「おすし」や「いか・の・お・す・し」を聞いたことがある親御さんもいることでしょう。これは、「行かない・乗らない・大声を出す・すぐ逃げる・知らせる」という、”知らない人にはついて行ってはいけない”ことを意味した標語です。
ホップくんが若干、怪しく見えてきた件
呼ばれてもいないのに勝手に現れて積極的に話しかけて来る、過去作に登場したロケット団のような男……そう、ホップくん。そして頼んでもいないのにポケモンを回復してくれる気遣いに溢れた男。そんな優しさ(?)に満ちたホップくんを、娘はあまり良しと思っていないようです。


おはようって、レディーの寝起きを待ち伏せするかのような行動……確かに怪しすぎます。怪しい人とは関わり合いを持ってはいけないと学校で習ったという娘は、ホップくんへの警戒度が日に日に上がっていっています。
ポケモンの世界もラクじゃない!?怪しい人には近づくな!
平和でのどかなハズのポケットモンスターシールドの世界……が、娘と息子にとっては大事件が発生しました。ワイルドエリアを抜け、カレー作りも十二分に楽しんだあと、エンジンシティでいよいよ開会式!そんなとき、声をかけてきた男性がひとり。


「はい」を選ぶのかと思いきや、娘が断固拒否!息子は「案内してくれるって!優しいー」と単細胞な考えですが、娘は一味違います。「いかのおすし」を思い出したというのです。

千葉県警察 イカのおすしを守ろう より
最近の小学生が習っているというこの防犯標語(防犯合言葉ともいいます)は、子どもが自らの身を守るための教訓が込められています。
娘は「ジムスタジアムまで案内」が、まさにこの「ついていかない」に当てはまったワケです。道案内オジサンってポケモンには定番なんですけどね。道案内お兄さんだったからなおさら怪しく見えたのかな。息子と揉めに揉めて、結局「いいえ」を選んだ娘。防犯意識高め!

せっかくの親切心を断られたというのに。きっとこれからもプレイしていて、「おや?」と思うことが多々あるでしょう。その度に「いかのおすし」で息子と娘が揉めるんだろうなぁとヤキモキしている筆者でした。
鋼のメンタル、ホップくん。その熱い思いをサラッとかわす娘8歳
結局自分の足でスタジアムまで行き、無事に開会式を終えた我が子たち。これからジムチャレンジャーとして頑張って欲しいところです。そこに、よくあるポケモンの強制バトルの予感。踏んでも蹴られてもけなされてもめげない鋼のメンタルホップくんからのお誘いです。


さすがのホップくんもちょっぴり悲しそう……。怪しい人には近づかない、怪しい人にはついていかない、そんな教訓をしっかり再確認できたプレイでした。そして逆に、5歳の息子はまだまだ防犯意識が低く、怪しいかどうか疑うよりついていってしまう程度なんだなぁとも実感した母でした。それでは次回へ……旅は続くッ!