自宅で日本酒を飲むことも多いのですが、日本酒はアテ(おつまみ)がないとわびしい。しかし、そのアテは料理じゃなくてゲームでも良いと気づきました。
特に気楽に遊べるスマートフォン向けゲームアプリは、キャラクターの育成に必要な周回の待ち時間がありますし、ガチャで高レアリティーが当たったり、高難易度クエストをクリアしたりした嬉しい瞬間を盛り上げられたらと思ったことはありませんか?
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本稿ではお酒好きな方に向けて、ゲームアプリをより楽しめる可能性を秘めた日本酒をお勧めします。代表的なタイトルを例にシチュエーションごとに日本酒をセレクションしたので、参考にしてください。ただし、お酒の飲み過ぎにはご注意を。
■どうして日本酒を勧めるの?
日本酒はアルコール度数が15~20度と高く、少量でチョビチョビと味わいながら飲むのが定番だからです。例えば、ビールだと喉越しの気持ち良さに加えて、炭酸が抜けないうちにガーっと飲んでしまいかねず、アルコール度数が日本酒より低くても酔いが回りかねません。
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そして、日本酒は温度帯が5度変わるだけで別のお酒のように感じられるほど、数あるお酒の中でも味の幅が大変広いのが特徴。全国約1400の酒蔵を合わせると約2万種類以上の日本酒がありますから、きっと好みの銘柄に出会えます。
日本酒には、“オヤジの酒”といった印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。しかし、現在は若い人が好むような味わいで、オシャレなボトルのお酒がたくさんあります。先入観で飲まないのはもったいないです。
1.『Fate/Grand Order』/ストーリーごとに味わいが違う日本酒を合わせる
ゲームブランド「TYPE-MOON」が生み出した『Fate』シリーズの集大成とも言える同作。奈須きのこ氏を中心とした精鋭ライター&豪華イラストレーターによって、描かれる英霊たちの重厚なストーリーは引き込まれてしまいますよね。
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じっくりシナリオを読み進める前提ならば、“食中酒の役割”で淡麗系の落ち着いたお酒を選びます。定番ですが、世界でも知られる「獺祭」は水のようにクセがなくて飲みやすいです。高いイメージがありますが、手に取りやすい価格帯もあります。
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ポップなイベントシナリオでは、華やかなお酒を選ぶと気分も乗りやすいかもしれません。発泡性のスパークリング日本酒はアルコール度数も低めで、女性にお勧めしたいです。「すず音」はスーパーやコンビニエンスストアでも手に入りやすくて良いですね。
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一方で、周回となると、スキップもオートも実装されていないので、「自分との戦い」が避けられません。ともすれば、正気を保つのも難しい過酷さに気を失うことも(寝落ち)。
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あえて、ここは「生もと」「山廃」といった昔ながらの製法の、ガツンとした味わいの日本酒で自分に“効果:ガッツ”をかけましょう。手間暇かかる製法なのでちょっと値段が高くなりがちなのですが、「黒澤」はリーズナブルな価格とは思えない最高のコストパフォーマンスを発揮しています。
ちなみに「日本酒利酒師」を認定する「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)」では、日本酒の香りや味を「爽酒」「薫酒」「醇酒」「熟酒」の4タイプに分類。もちろん、個人の好みによって感じ方が違うので、あくまでも目安です。
ゲームの臨場感を高め、ガチャの喜びを後押ししてくれる日本酒を選ぶ時は