SF人狼ADV『グノーシア』を推したい7つの理由─1人で遊べて、1プレイ15分とお手軽! なのに数時間没頭してしまう熱中度の高さも魅力

「人狼」を1人で遊べる手軽さ、謎めくループを繰り返すSF世界、論理と感情を制する醍醐味、その全てをこの『グノーシア』で堪能してみませんか?

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SF人狼ADV『グノーシア』を推したい7つの理由─1人で遊べて、1プレイ15分とお手軽! なのに数時間没頭してしまう熱中度の高さも魅力
SF人狼ADV『グノーシア』を推したい7つの理由─1人で遊べて、1プレイ15分とお手軽! なのに数時間没頭してしまう熱中度の高さも魅力 全 40 枚 拡大写真

ゲームファンを続けていれば、幾度となく「隠れた名作」という言い回しと出会うことがあります。単語からも分かる通り、名作と呼べるほど面白いのに、その素晴らしさと知名度が釣り合っていない作品を語る際によく用いられる表現です。

この言葉自体は概ねポジティブな意味で使われますが、メディアに携わる者にとっては、自分たちの至らなさを痛感させられる単語でもあります。面白いのに、知られてない。それは、伝える側であるメディアの力不足に他なりません。

「隠れた名作」として名前が挙がるゲームは古今東西数多くありますが、4月30日にニンテンドースイッチ向けDLソフトとして配信された『グノーシア』も、内包する面白さに知名度が追いついていない作品のひとつ。これ以上「隠れた名作」を増やさないためにも、この『グノーシア』の魅力をピックアップし、より多くの方に遊んでもらえるよう紹介したいと思います。もちろん、物語面のネタバレなどはありませんのでご安心を。

◆『グノーシア』のモチーフとなった「人狼」って、どんなゲーム?



『グノーシア』の魅力を語る前に、まずは本作のモチーフとなったゲームについて触れさせていただきます。『グノーシア』は、人間観察や立ち振る舞いで味方と敵を判断し、敵対する側の全滅を狙うコミュニケーション型パーティーゲーム「人狼」をモチーフとした作品です。

「人狼」の多くは、「人間」と、人間に擬態して紛れ込んで人を食う「狼」が入り交じる集団の中で、人間側は狼の根絶を目指し、狼側は正体を隠しながら全ての人間を食らうことを目的として動きます。昼間に全員で話し合い、多数決で一番怪しかった人物を狼として吊し上げ。そして夜になると狼側のターンとなり、人間を殺害。この繰り返しを経て、狼が先に滅べば人間の勝ち。逆に、誤って人間ばかりを吊してしまうと狼が過半数を超え、人間側の敗北となります。


狼は、自分が狼だと知っているので、怪しまれないように振る舞います。また、疑いを逸らすため、別の相手を狼だと告発するかもしれません。人間も、自分が人間だと分かっていますが、それを明確に証明する手立てはなく、態度と言動で示すしかありません。過剰に目立てば狼として吊されますし、かとって大人しくしていても、かえって怪しまれる場合があります。

「こいつは狼かもしれない」という疑いを人間同士が抱き、その疑心暗鬼につけ込む狼。信頼と疑惑、そして嘘が交錯するコミュニケーションの中で、いかに相手を見極め、誰を味方とし、疑われないように立ち回るか。そこから生まれる緊張感とプレイするたびに変化する無数の展開が、多くのプレイヤーに刺激的なひとときを提供し、「人狼」は人気を博しました。

この「人狼」をモチーフとした『グノーシア』は、どんな魅力を備えたゲームなのか。ここからは、本作の特徴を項目別にピックアップしていきます。

◆「人狼」モチーフのゲームなのに、ソロプレイで楽しめる!



「人狼」モチーフのコンピュータゲームは、結構な数がリリースされています。しかしその多くは、オンラインで他のプレイヤーと繋がり、実際の人間を相手にやり取りするスタイル。「人狼」ゲームの肝はコミュニケーションなので、無理のない話ではありますが、「遊ぶ相手がいないと成立しない」「経験の有無など、プレイ環境の差が影響しやすい」といった問題も少なからずあります。

しかし『グノーシア』は、完全ソロプレイのオフラインゲームプレイヤーの気が向く時にいつでも遊べますし、プレイ中にスリープして後ほど続きを遊ぶ・・・といった遊び方でも何ら問題ありません。作中でコミュニケーションを取るキャラクター陣は個性を持っており、戦い方やスタンスもバラバラ。「人狼」と同じく、役柄(人間なのか狼なのか、等)も変化するため、繰り返しプレイしても常に新鮮な気持ちで遊べます。


「人狼」を遊んでみたいけど、対人相手なので勇気が出ない。そんな方も少なくないと思います。ですがこの『グノーシア』なら、信頼と嘘が入り乱れるコミュニケーションを、誰にも迷惑をかけず自分のペースで楽しむことができるのです。

◆「人狼」に慣れてない? そんな人にとってもうってつけ!



「人狼」は、カードゲームやボードゲームと違い、マップや駒などはなく、会話そのものが戦いの舞台となります。そのため、どのように遊ぶのか想像しにくい方もいることでしょう。

また、作品によって異なりますが、人間側に特殊な役割が振られることも多く、その能力を活用することで、狼を特定する大きなヒントになることも。中には、狼かどうかをズバリ判定する能力もあります。


「そんな力があったら、簡単に勝てるのでは?」と思われるかもしれませんが、「人狼」において大事な要素の一つは、身の潔白を証明する手段が乏しいところ。「誰が狼か分かっても、それを他の人に信じてもらわなければ意味がない」という問題もあるのです。

こういった能力の使い方や、乏しい情報から人狼を絞っていく手腕は、経験しなければ分かりにくいもの。そのため、興味があっても未経験ゆえに参加に踏み切れない場合もあります。


ですがこの点も、『グノーシア』は非常に親切です。ゲーム開始直後は、参加人数が少なく、また役職もなし。繰り返しプレイするに従って、役職や人数が増えていくので、少しずつ「人狼」の遊び方に慣れていきます。ちなみに最大の参加人数は、主人公を含めて15人。慣れた後には、これだけの人数を相手取るやり取りが楽しめるので、先の展開をお楽しみに。




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《臥待 弦》

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