娯楽は、アナログからデジタルまで! そして、忘れられない過去の片鱗も

街中では、雪合戦などに興じる子供たちの姿がありました。状況が状況なので、屋外(ただし街中)での遊びも活発なようです。

ですが、インドアの娯楽がないかと言えば、そんなことはありません。エリーの部屋を見れば、それは一目瞭然。まずローテーブルには、様々なアメコミが置かれていました。

小規模でも印刷技術が残っているのか、パンデミック前に出版されたものを回収したのか。背景までは分かりませんが、少なくとも一個人が自室でコミックを楽しめる環境はあるようです。テーブルの隅には、カードゲームのカードも。作中では、エリーがカード集めにハマっている様子も描写されています。


テーブルの下にもズラリ。積み上げられた箱の方は、おそらくボードゲームでしょう。

ソファ脇の棚にも、ボードゲームらしき箱などが鎮座。書籍もあり、自室での娯楽もそれなりにありそうです。


しかも、娯楽はアナログに限りません。TVにDVDデッキと、娯楽方面の家電製品も並んでいました。もちろん映像ソフトもあるので、映画やドラマを楽しんでいるのでしょう。

ですが、娯楽向けの家電製品はまだあります。TVの前に、何やら黒い箱が。

近寄ると、本体に刻まれたロゴがはっきり確認できます。その正体はなんと、「PlayStation 3」でした。ソニーのロゴなどもはっきり分かります。

隣りには、『Jak & Daxter Collection』や『Uncharted』などが。アクション系が好きなのか、それともゲームソフトまではなかなか見つからないのか。エリーの性格的に、アクションが好きそうなイメージはあります。

コントローラが2個置かれているところを見ると、友達を招いて一緒に遊んだりしているのでしょうか。娯楽に使える電力や時間的なゆとりがあるあたり、エリーたちの生活は余裕があるように感じます。

冒頭でジョエルからもらったギターも立てかけてあります。アナログとデジタル、その両方が彼女の生活を豊かにしているのでしょう。

デスク回りには、カセットデッキや書籍、ポスターなどが。品揃えこそ少なめですが、彼女の日常がぎゅっと詰め込まれています。

衣食住が安定しているとはいえ、やはりまだ銃は身近な存在。感染者の脅威は依然続いていますし、豊かな町ならば襲撃者の標的にもされかねません。平和を守るために戦う。それもまた、当然の話です。
日記代わりのノートの脇には、ウォークマンらしきものも。サイズ的に、カセットタイプのものでしょう。充電式なのか、それとも電池の蓄えが豊富なのか。音楽が楽しめるのも、生活水準の高さの証です。

棚には、様々な書籍と電子ゲームらしきものが。こちらも稼働するのか、もしくはインテリアとして置かれているのか。

そして棚の上には、前作経験者ならば見逃せないものが置かれています。

ロボットの玩具。アメコミやアクションゲームを楽しむエリーの日々を想像すると、こうしたものがあってもおかしくはありません。ですが、この玩具の形状は、前作に登場したものに似ています。そう、サムに渡した玩具に。
あの時の玩具を、エリーはずっと持っていたのでしょうか。それとも同じものを見つけて、飾ったのでしょうか。エリーとサムは、ある意味で近い境遇ながら、その一方で遠い結末を辿りました。それだけに、今も忘れられない存在なのかもしれません。

エリーが過ごす部屋には、電気や水があり、食料や衣類も十分。本にボードゲームと、日々の余暇を豊かにするお供にも事欠きません。PS3まであったのは、本当に驚きました。
そして、ジョエルからもらったギターに、忘れられない出来事の象徴ともいえる玩具。ここには、豊かな今と、過去との繋がりがあります。
パンデミック後に生まれた彼女は、それ以前の物に溢れた世界を知りません。ですが、彼女の日常と歩みが詰まったこの部屋を、いつかの時代と比べ、悲観しなければならない理由は微塵もありません。そんな力強さと幸せの片鱗が、彼女の部屋から感じられました。

ですが、本編の幕開けはこれから。エリーはまた、厳しい旅路につかねばなりません。この部屋に無事戻ってくることを、切に願うばかりです。