今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ

20年の歴史を持つ『ペーパーマリオ』シリーズの作品を、変遷とともに振り返っていく特集記事です。

任天堂 Nintendo Switch
今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ
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画像は任天堂 公式サイトより

2020年7月17日にはニンテンドースイッチで『ペーパーマリオ オリガミキング』が発売されます。ぺらぺらの紙のマリオが冒険するこのシリーズも、初代からなんと20年が経過。つまり本作は20周年の節目に発売される作品となるわけです。

気がつけばかなりの歴史を積み重ねている『ペーパーマリオ』シリーズ。最新作が発売される前に、改めてこのシリーズを振り返ってみましょう。

まずは源流『スーパーマリオRPG』



『ペーパーマリオ』シリーズはニンテンドウ64『マリオストーリー』から始まるのですが、その前にまずスーパーファミコン『スーパーマリオRPG』を忘れてはなりません。これはシリーズ作品にはあたらないものの、元祖といえるのです。

『スーパーマリオRPG』は1996年に発売されたRPGで、任天堂とスクウェア(現:スクウェア・エニックス)が共同開発したタイトル。マリオが主役のRPGはこれが初めてとなります。

その後、マリオのRPG第2弾として『マリオストーリー』が登場します。シリーズとしての繋がりこそありませんが、『スーパーマリオRPG』は『ペーパーマリオ』シリーズの源流といえるわけですね。また、後には『スーパーマリオRPG』の制作スタッフが『ペーパーマリオ』シリーズに参加しています。

『マリオストーリー』



シリーズ第1作となるのは、2000年にニンテンドウ64で発売された『マリオストーリー』です。なお、この作品から開発はインテリジェントシステムズが担当しています。タイトルに「ペーパーマリオ」とついてはいませんが、ペラペラなマリオが主役となっています。(ちなみに海外版タイトルは『Paper Mario』。)

本作は、クッパに奪われたスターのつえを取り返すためにマリオが奮闘するRPG。『スーパーマリオRPG』にもあったバトル中にタイミングよくボタンを押すことで効果がアップする「アクションコマンド」はもちろん、さまざまな仲間の力を借りて冒険を進めていくシステムが特徴です。


シンプルでわかりやすいRPGながらも、やりこみ要素も豊富で仲間もたくさんおり、にぎやかなゲームです。この作品に出てくる「レサレサ」は未だに人気が高い模様。なお、Wii Uのバーチャルコンソールで遊べます。

『ペーパーマリオRPG』



そして、2004年にはゲームキューブで続編の『ペーパーマリオRPG』が登場。こちらは内容がわかりやすいタイトルになっていますね。

本作でマリオは、7つのスターストーンを集めるために世界中を冒険します。さらにクッパ視点でもストーリーが描かれたり、バトルが劇場で行われる形式になっていたりと、いろいろな部分がパワーアップしているのです。

画像はAmazon.co.jpより

本作にもたくさんのキャラクターが登場しますが、セクシー(?)な舞台女優の「クラウダ」や、魔女っ娘のような「ビビアン」はかなりインパクトが大きいのではないでしょうか。

『スーパーペーパーマリオ』



続いては、2007年にWiiで『スーパーペーパーマリオ』が発売されます。これまで『ペーパーマリオ』シリーズはアクションRPGに該当するジャンルになっていましたが、本作はアクションアドベンチャーになったのです。

具体的には、『スーパーマリオブラザーズ』のように2Dアクションを楽しみつつ、世界を三次元に捉える「次元ワザ」を使って立ちはだかる障害を乗り越えていくというもの。だいぶアクション寄りになりましたが、HPやレベルなどRPGのような要素も残っていました。


ジャンルが変わって驚く人も多かったようですが、アンナをはじめとするたくさんの仲間キャラクター、そしてインパクトがありまくる敵キャラ「ザ・伯爵ズ」なども魅力的。こちらはWii UでDL版が販売されています。


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《すしし》

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