世界の謎を解くか?それともバトルしない?自由と謎が満載の新作RPG『巨神と誓女』先行プレイレポート

新作RPG『巨神と誓女』の先行プレイレポートを、その多彩なゲームシステム中心にお届け!

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世界の謎を解くか?それともバトルしない?自由と謎が満載の新作RPG『巨神と誓女』先行プレイレポート
世界の謎を解くか?それともバトルしない?自由と謎が満載の新作RPG『巨神と誓女』先行プレイレポート 全 11 枚 拡大写真

モノクロ調で描かれる幻想的な世界観と、色鮮やかな魅力溢れる美少女キャラクター。巨大な存在に立ち向かう可憐な少女たちの姿が描かれるPC・Android向け向け新作RPG『巨神と誓女』の配信開始が、7月21日に迫っています。

今回は、そんなリリースを目前に控えた『巨神と誓女』の、一足早いプレイレポートをお届け。見所の多いゲームシステムを中心に紹介いたします。

世界観:謎多きモノクロの世界で巨神に立ち向かう


本作の舞台となるのは『フレストニア』と呼ばれる、昼も夜も存在しない不思議なモノクロの世界。ここで少女たちは徘徊する黒く巨大な存在「巨神」と戦います。

基本的なバトル画面

「巨神とは何か?」
「何のために戦うのか?」
「そもそも、少女たちは何者で、この世界に来たのか?」

それら全ての背景は謎に包まれており、ただひとつ確かなことは少女たちが巨神と戦うための「神器」を手にしているという事だけ。この世界の謎を解き明かすためにも、やはり巨神と戦う他ないという、ダークファンタジーとミステリーの要素を併せ持った世界観になっています。

登場する「誓女」たちも自身の記憶についてはおぼろげであり、初プレイではこの世界への疑問点も浮かぶはず。ですが、その抱いた疑問や世界に感じた「違和感」の謎に迫ることが『巨神と誓女』の根幹と言えるポイントになっています。

バトルで少しずつ集まる「言葉」を読み解いていくことが重要

ありとあらゆる要素が“自由”なシステム


そんな独特の世界観が光る『巨神と誓女』ですが、ゲームシステムにも独自の要素が満載。

最大の特徴は「自由」であることで、定番とも言える「キャラクターを集めてバトルを進行する」というシステムの中に、ユーザーなりのプレイスタイルで楽しめる仕組みが盛り込まれています。ここからはそんな「自由」なシステムの一部を紹介!

◆放置OK・スタミナ不要の“自由”なバトル


『巨神と誓女』ではバトルがオート進行で進むので、戦闘を開始したら放置してもOK。もちろん自ら操作してスキルを使用することも出来ますが、忙しい場合には「ながら」プレイするのも自由です。

マニュアル操作では協力技も

また、本作ではスタミナ制を取り入れておらず、スタミナの回復を待つことなく何度でも巨神とのバトルに挑めます。バトルをクリアすることで倒した巨神や、戦闘に参加した誓女たちの記憶のヒントが得られるようになっているので、いち早く先が知りたい場合には好きなだけ周回が可能です。

シナリオに関しても、必ずプレイしなければいけない共通のメインシナリオは存在しません。気になる巨神や誓女の物語を優先して、そのバトルの攻略法を掴むことに集中できます。自分なりの順番でプレイしてこの世界について推理してみると、他のプレイヤーとは違った唯一無二の見え方があるかもしれません。

◆個性が光る誓女たちを自由に育成!


ダークな世界観や禍々しい巨神とは裏腹に、登場する誓女たちは獣娘あり、セクシーな美女あり、アンドロイドありと非常に個性豊か。誓女たちが余りにもバリエーション豊かであることが一層フレストニアの謎っぷりを色濃くしており、黒く不安定な印象を受ける巨神とビビットで快活な誓女たちとのコントラストも印象的です。

誓女の名前はあくまで彼女たちが「名乗った」もの

誓女たちは神器が大事なものであるということ以外の記憶は曖昧ですが、シナリオを進めたり愛情度を上げることで知らない一面を見せてくれることも。好きなキャラクターと親密になる!というプレイスタイルでもバッチリ遊べるようになっています。


誓女は神器のレベルを上げることで育成できますが、レベルアップで覚えたスキルはコスト内で編成可能なので、ここも自由なポイント。好きな方向性で育成した好きなキャラを揃えて、自分なりのベストなバトル編成を組むというのも楽しみのひとつです。

デフォルメキャラがテーブルを囲むオシャレな編成画面

◆もはやバトルをしない自由!戦う以外の遊び方も充実


自由なシステムを活かして自分だけのプレイスタイルを作り上げられる『巨神と誓女』ですが、本作は毎日プレイを続ける自信がない方や、難しい要素よりもキャラクター性を楽しみたいというライトなユーザーにも安心な仕掛けが。

それが「かってにバトル報酬」であり、なんと自分がプレイしていない間は自動的に育成素材を収集してくれます。逐一クエストに出かけさせる必要もないので「集め忘れ」が発生しない親切設計ですね。


時間帯ごとにログインすることでガチャに使える「ジュエル」も貰えるのでヘビーユーザーにも嬉しいだけでなく、ログインと放置を繰り返すだけでもキャラを集めて育てることが可能です。

集めたキャラはホームの「庭園」内でそれぞれ思い思いに過ごしています。ここではキャラを任意に移動させることで料理をさせたりお風呂に入らせたり、採取を行うことも。

更にBGM鑑賞が出来たり本編とは全く別物のミニゲームが遊べたりする「ひみつきち」も準備されており、これらの要素を活かして箱庭ゲームとして楽しめば、RPGでありながら「バトルをしない」自由さえも得られてしまうのです。

移動させるときに「つままれ」状態になるのが可愛い

まとめ:「自由」であって「普通」ではないRPG


『巨神と誓女』は目を惹く美麗なビジュアルや細かいキャラクターのモーションに加え、ここまで紹介したようにかなり独自色を打ち出したシステムなど、随所に遊び心と作り込みが光るゲームとなっています。

「ひみつきち」には『ブロックくずし』も。なぜ人はこんなにミニゲームに惹かれるのか、という謎も解き明かされるでしょうか。

やはりゲームの大きなポイントとなるのはフレストニアという世界の謎であり、誓女のイラストやゲーム画面を見てビビっと来たという方も、遊んでいくうちに誓女たちの「戦う理由」が気になってくるのではないでしょうか。

斬新なシステムで遊び方は無限大。ファンタジックな世界観が好きな方はもちろん、これまでとは一味違ったRPGを遊んでみたいという方にもぴったりの内容の『巨神と誓女』は2020年7月21日、DMM GAMESにて配信予定です。

《ハル飯田》

よく遊び、よく喋る関西人 ハル飯田

1993年、大阪府生まれ。一旦は地元で公務員になったものの、ゲームが好きすぎて気付いたらフリーライターに。他メディアではeスポーツ選手や競技シーンの魅力を発信することに注力したり大会でキャスターを務めたりもするのだが、インサイド&ゲムスパではもっぱら好きなゲームについて語ることで安らかな気持ちになっている。

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