「朝イチで行けば買える」──そんな浅はかさを打ち砕いた『Dragon Marked For Death』
ですが限定版は、常に手に入るわけではありません。そのことを、『Dragon Marked For Death』の時に痛感させられました。
限定版派な筆者ですが、腰が重いところもあり、予約などはあまり積極的に行わないタチでした。「予約をしなくても、当日の朝イチに行けば買えるだろう」と、そんな安易な気持ちを当時抱いていたのです。
しかし、開店と同時に向かったゲオには、『Dragon Marked For Death』の限定版は影も形もありません。予約分があったのかどうかは、確認のしようがないので不明ですが、余分な限定版を仕入れていないのは明白でした。「多少は余分に仕入れるだろう」といういい加減な思い込みが、墓穴となった瞬間です。

この時はまだ、「じゃあ別のところを探すか」くらいのテンションでしたが、周囲の店を当たってもダメ、通販サイトをチェックしても手遅れと知り、そこでようやく自らの浅はかさに気づきます。
店舗にもよると思いますが、余分な限定版を仕入れないケースも十分あり得るので、気になるものはしっかりと予約をし、予約できなかった限定版は諦める。そんなスタンスへと変わっていきました。
パッケージ版『斑鳩』を予約していないのに、店舗へ足を運んだ理由とは

『Dragon Marked For Death』の失敗を経て、予約の重要性を改めて身に染みた筆者。パッケージ版『斑鳩』の予約は間に合わなかったので、残念ながら見送るつもりでした──が、ふと思い立って、近所のゲオへ足を伸ばします。『Dragon Marked For Death』の限定版を買えなかった店舗へと。
先に結果を伝えると、パッケージ版『斑鳩』はスイッチ版・PS4版ともに並んでおり、普通に買うことができる状態でした。当たり前ですが新品ですし、プレミア価格でもありません。値引きのない4,500円(税込だと4,950円)でしたが、すんなりと購入に成功。予約に失敗しても、パッケージ版を無事手に入れることができました。
今回の件を一言でまとめるなら、単に運が良かっただけ。それは間違いありません。ですが、『Dragon Marked For Death』で同じ失敗をしているのに、なぜ今回店舗に足を運んだのかと言えば、ひとつの読みがあったからです。

ある程度の注目作でない限り、余分な限定版は仕入れない(と思われる)。それは『Dragon Marked For Death』の経験で学びました。では、なぜパッケージ版『斑鳩』が買える(=余分な仕入れがある)と筆者は思ったのか。それは、今回のパッケージ版が1種類しかなかったからです。
一般的なソフトの場合、限定版と通常版があります。限定版は、予約だけで締め切られたり、逆に仕入れを絞る場合などがありますが、通常版は基本的に仕入れる店舗が多いはず。かなりマイナーな作品でも、通常版ならば店頭に並んでいるのを何度も目にしました。

そして今回のパッケージ版『斑鳩』は、化粧箱の背面にもしっかり書かれていますし、同梱内容を鑑みても、限定版と言うべき存在です。しかし、いわゆる「通常版」のパッケージがなく、仕入れる場合はこの限定版一択。そのため、ごく普通の仕入れとして限定版を発注したのでは──と筆者は考えました。
この判断が正しいのか、それとも大間違いなのかは分かりません。が、一通りのタイトルを仕入れる店舗であれば、パッケージ版『斑鳩』が普通に並んでいる可能性はゼロではないと思います。予約できずに諦めた方は、近所の店舗に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに入手する方法は、筆者の不確定な推測による話だけではありません。Pikii Official Game Storeにて、9月26日にパッケージ版『斑鳩』が再版されます! 数量はごくわずかですが、公式ストアで購入できる貴重な機会なので、この機会をどうぞお見逃しなく。
#斑鳩 パッケージ版本日発売です!!
— Pikii (@PikiiGK) September 24, 2020
再販のリクエストお応えして、9月26日(土)にPikii Official Game Store にて #NintendoSwitch #PlayStation4 版を再販します。販売できる量はごく僅かですので、「再入荷のお知らせ」の通知を受信できるようお勧めします。https://t.co/dF28QDyXzD https://t.co/BHns1E9NGJ