PS5『アストロプレイルーム』の小ネタが懐かしくて楽しすぎる話【微ネタバレ注意】

DualSenseの機能紹介だけにとどまらない『アストロプレイルーム』。

ソニー PS5
PS5『アストロプレイルーム』の小ネタが懐かしくて楽しすぎる話【微ネタバレ注意】
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※本記事には、『ASTRO's PLAYROOM』の軽微なネタバレが含まれます。まっさらな状態でプレイされたい方はご注意ください。

ついに発売を迎えたPS5にプリインストールされている『ASTRO's PLAYROOM(アストロプレイルーム)』。新コントローラー・DualSenseの機能をフル活用した、PS5入門に相応しい1本です。

プリインストールタイトルと聞くと、「ミニゲームの寄せ集め?」「一回サラッと触って終わりなんじゃない?」と思う方もいるかも知れませんが、『アストロプレイルーム』を侮るなかれ。本作は、PSVR『ASTRO BOT : RESCUE MISSION』のような、気持ちいい3Dプラットフォーマーとして十分に楽しむことができ、収集要素やタイムアタックなど繰り返し遊べる要素も含まれています。普通に1本のゲームとして楽しみながら、自然とDualSenseの新機能を体感できるのです。プリインストールタイトルとしてはこれ以上ないくらいに完成された1本と言えます。

そして、なにより!ゲーマー、特にPSタイトルを愛するゲーマーへ向けたファンサービスがものすごい!もうね、小ネタが多すぎるんですよ。初代プレイステーションから現代に至るまでの、様々なプレイステーション要素がギュッと詰め込まれていて、昨年(2019年)25周年を迎えたプレイステーションを祝う、アニバーサリータイトルのような楽しみ方もできます。初代からプレイステーションに触れ、共に人生を歩んできたような筆者としては、とてもとても感慨深いものがありました。

ということで、今回は本作に詰め込まれた小ネタを少しだけ紹介していきます。

こんなところにあんなものが……!



プレイステーションのシンボルと言えば「△○×□」。本作には至るところにこのシンボルが散りばめられています。本当にたくさんありすぎて、見つけきれないくらいあります。


この足場、なんとなく見覚えがありませんか?もし、手元にPS4のコントローラー「DUALSHOCK4」があるならば、よく見てみましょう。ちなみに、上に乗るときちんと押し込まれます。DualSenseのハプティックフィードバックによって、感触が伝わるのもミソ。


ボット君がビート板代わりに使っているのは、PSPのアレでは……?カシャッと挿し込むあの感触が懐かしい……。もう15年以上も前のハードなんですね、PSP。そりゃ歳も取るわけだ……。



ジップライン的な足場をよく見てみると……。初代プレイステーションに触れていた方にとっては、懐かしいデザインになっていますね。裏面まで再現されているのはさすが。


背景にいるボットくんたちも見逃せません。彼らがプレイしているのは『BOT OF WAR』?なんだか似たようなタイトルを知っているような気が……。

これってあのゲーム……?



本作のステージ中、様々なところに写真のような「青い帽子を被りカメラを手にしたボット君」がいます。彼を見つけたら、カメラを向けている先を見てみましょう。そこでは、プレイステーションの歴史を彩ったタイトル(のパロディをするボット君たち)が……。


この髪型にこの弓……。これはまさしく機械獣を狩っているあの人!PS5でも続編が予定されていますね。


なにやら集会をしているボット君たち。紫の帽子、メガネ、ランタン、斧、懐中電灯が見えます。あっ、これは、雪深い山荘で起きた惨劇を描いたアレでは……?


その面頬、もしかして……!というかそんな最近のゲームまで!?



こんな感じで『アストロプレイルーム』には大量の小ネタが仕込まれています。懐かしいものから新しいものまで、本当に数え切れないほどです。プレイできる環境にある方は、ぜひ舐め回すように本作を楽しんでみてください。

すえなが

ソウルシリーズ大好き すえなが

1990年3月、神奈川県生まれ。パズル誌の編集を経て、イードへ。「Game*Spark」「インサイド」の編集業務に携わり、同社のアニメ情報サイト「アニメ!アニメ!」も経験。幼少期よりゲームに触れ、現在はCS機・スマホを中心にプレイ中。好きなジャンルはアクションやFPS・TPSなど。『デモンズソウル』を始めとしたフロム・ソフトウェアの「ソウルシリーズ」や、2020年にサービスを終了した『ららマジ』に特に思い入れがある他、毎年の『Call of Duty』に一喜一憂したり、『アクアノートの休日』『FOREVER BLUE』の新作を待ち望んでいたりする。

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