題材はうんこ! 腸内細菌擬人化ゲーム『うんコレ』プレイレポ―ネタ寄りの第一印象から一転、その本質は真面目な健康管理アプリだった

話題の『うんコレ』をさっそくプレイ。ネタ寄りのゲームだと思って遊んでみたら、意外にも真面目なアプリでした。

モバイル・スマートフォン iPhone
題材はうんこ! 腸内細菌擬人化ゲーム『うんコレ』プレイレポ―ネタ寄りの第一印象から一転、その本質は真面目な健康管理アプリだった
題材はうんこ! 腸内細菌擬人化ゲーム『うんコレ』プレイレポ―ネタ寄りの第一印象から一転、その本質は真面目な健康管理アプリだった 全 33 枚 拡大写真
※ゲームの性質上どうしても排泄物の話題が出てきますので、閲覧の際にはご注意ください。

日本うんこ学会は、iOS/Android向けゲーム『うんコレ』を11月15日(いいうんこの日)に配信しました。「うんこで救える命がある」をキャッチコピーに掲げる、腸内細菌擬人化ゲームとなる本作。

令和の時代にここまで「うんこ」を直球で投げつけてくるゲームはそうありません。この姿勢に感銘を受けた筆者は、迷わず本作をダウンロード。気になるゲーム性をさっそく体験してきましたので、今回はそのプレイレポートをお届けします。

『うんコレ』はオープニングからツッコミどころ満載! 異世界で真っ先に行ったのは「観便」



いざアプリを遊んでみると、起動直後からプレイヤーを笑わせる仕掛けが登場。本作を手掛けた「日本うんこ学会」のロゴが達筆で表示されるうえ、なんと数パターンのボイス付き。「日本うんこ学会!」とはきはき宣言される本作の始まり方に、さっそく期待が高まります。


ゲームが始まるとプレイヤーは、トイレの流れる音をバックに異世界「ウントピア」で目覚めます。ウントピアは“トイレの向こう側の世界”らしいので、文字通り流されてきたのでしょう。

トイレットペーパー片手に話しかけてくる女神を前に、開口一番から便通の話題が展開。ストーリーはフルボイスとなっており、女神が便の太さや色、形を食い気味に聞いてきます。

異世界で目を覚ましたら、女神っぽい存在が便のことを聞いてくる……ゲーム開始からここまで1分足らずですが、異世界転生小説でもなかなか見ない怒涛の展開です。


暴走気味の女神を止めたのは、便座とナースを合体させたようなマスコット「大天使ベンジェル」でした。エンジェルではなく、ベンジェルです。

ベンジェルの登場により、便の話題はいったんストップ。先ほどから便談していた女神「カンベンヌ」が軽い自己紹介をした後に、再び便の話に戻りました。いや便に戻るの早すぎない?


そのまま話の流れで、プレイヤーの便通をチェックする「観便(カンベン)」の簡易版がスタート。なぜ自分がウントピアに召喚されたのか? ウントピアで何をすればいいのか? などは置いて、何よりも観便が優先されます。


ファースト観便を終えると、実戦形式で諸々の設定が語られました。この世界は「クリーブス」と呼ばれる敵に脅かされており、それを滅する巫女こと「メディウム」が存在。メディウムは腸内細菌を身にまとって「コロナイゼーション(変身)」することで、クリーブスに対抗してきました。


プレイヤーは世界でも珍しい腸内細菌の所有者であり、菌を解放してメディウムにまとわせることで、メディウムたちは今まで以上の力を発揮して戦えるというわけです。この時にメディウムたちの衣装は、まとう菌をイメージしたデザインに変化します。

ストレートな言い方すると、プレイヤーの大腸菌を女の子たちがまとって変身! ウントピアを脅かす敵を倒していく! といった感じ。文字にしても声に出してもヤバい内容ですね。


戦闘はいたってシンプルで、パーティーに編成したメディウムが自動でボスを攻撃します。ボスは攻撃手段として、画面上部から「手下」を召喚。画面下部の「メディウムバー」に手下が当たるとダメージを受けるので、プレイヤーは手下をタップで撃破し、メディウムバーへの到達阻止を目指します。


ボスを直接タップして攻撃することも可能。また、タップでスキルゲージを溜めて、メディウム固有の強力なスキルを撃つこともできます。ノーダメージでの連続タップ数や残り時間でスコアも上がるので、戦闘中はずっとタップし続けるのがベストです。


難易度は軽症、中等症、重症の3つが用意されており、高難度ほど敵のHPや手下の数も増加。特に重症は手下の数が膨大で、指一本では撃破が追い付きません。筆者も5本の指を総動員してやっとクリアできたほどです。

なお、オンラインランキングが用意されているので、総合スコアで他プレイヤーとの競い合いを楽しめます。


  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

+ 続きを読む

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース