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皆さん、狩猟本能は全開で一狩りしてますか?
全世界出荷本数が500万本を突破し、勢いが止まらない『モンスターハンターライズ(以下、ライズ)』。本作は今までとは違う仕様が多く入り、ハンター達の狩りを大きく手助けしてくれます。
その中の1つが、本記事で紹介する「操竜」システムです。名前の通り、今までは敵でしかなかった“竜”、即ちモンスターを自分の手でコントロールし狩りに利用するこのシステム。操竜によってモンスターが同じ戦場に2体存在する状況がピンチではなく、むしろチャンスになることが多くなりました。
本記事では、そんな操竜システムについての基本からメリットや注意点、さらには操竜をすると強いモンスターまで紹介します。本記事を読めば、一流のライディングハンターになっている事でしょう。
「操竜」を行う前の手順
まずは操竜の基本をおさらいしましょう。操竜をするには、操竜待機状態にするのが大前提です。操竜待機状態へ移行させるには、以下の手段が存在します。
- 鉄蟲糸技やジャンプ攻撃で一定値のダメージを与える
- 「猟具生物」のクグツチグモを当てる
- モンスター同士で同士討ちさせる
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まず、1つ目の手段は鉄蟲糸技やジャンプ攻撃で一定値のダメージを与えること。鉄蟲糸技やジャンプ攻撃をモンスターに当てると、ダメージの背景が青く表示されますね。これを一定量与えると、モンスターが操竜待機状態になります。
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2つ目として、「猟具生物」のクグツチグモを当てる方法があります。これは非常に強力で、当てさえすれば即確実に操竜待機状態に持っていけます(後述する特別な状況を除く)。効果が強い分、フィールド上に存在するのは1匹だけ。また、マップによってはクグツチグモがそもそも存在しない場合もあります。
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3つ目は、モンスター同士を同士討ちさせる方法です。『ライズ』ではモンスター同士が鉢合わせすると、お互いに殴り合いを開始。殴り合いに負けた方が操竜待機状態になります。
この習性を利用し、猟具生物の「エンエンク」を使ってモンスターを誘き寄せ、意図的にモンスター同士を争わせるのも良いでしょう。
「操竜」を行った後のアドバイス・注意点
無事モンスターを操竜出来たら、思う存分モンスターを操りましょう。とは言っても、実際どうすれば良いのかわからず、壁にぶつけて終わらせてしまう人も多いと思います。それは非常に勿体ない!いくつかアドバイスをお伝えします。
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まず、操竜モンスターが討伐目標である場合、他の近くのモンスターまで引っ張って「突進離脱」(Yボタン)を押してぶつけましょう。ぶつけられたモンスターは、特別な状況を除いて操竜待機状態になるので、操竜するモンスターを乗り換えることが可能です。
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そして、操竜モンスターが討伐目標でない場合。この場合は討伐目標のモンスターの所まで行き、操竜モンスターで攻撃(XボタンやAボタン)しましょう。なお、強攻撃(Aボタン)はスティックを押す方向で攻撃が変化するモンスターが多いです。さらに一部のモンスターは、飛行状態かそうでないかでも攻撃パターンが変わります。
攻撃する際に注意すべきなのは、緊急回避(Bボタン)は使える状態にしておくこと。操竜モンスターの攻撃はどれも後隙が非常に多いものばかり。その為、後隙を消せる緊急回避が非常に重要です。
緊急回避は1回使用すると翔蟲ゲージを1つ消費します。翔蟲ゲージがなくなった場合は一度攻撃を止め、敵モンスターの攻撃を避けるように回りをぐるぐる移動し、翔蟲ゲージが復活するまで待ちましょう。
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目標モンスターにダメージを与えるとゲージが増え、ゲージが溜まると「操竜大技」(X+A同時押し)が使えます。なおゲージは、マルチプレイの場合他のハンターが敵モンスターにダメージを与えても貯まります。操竜大技が使えるようになっても、一定時間動かせるためすぐに「操竜大技」は使わず、時間ぎりぎりまで強攻撃などを加えダメージを与えていきましょう。
さて、ここまで紹介した操竜のメリットは大きく分けて2つあります。1つは非常に大きなダメージを安定して稼げるということです。特に、上位になると操竜でのダメージ数値が跳ね上がり、上位入りたての頃には非常に強力なダメージソースになります。
またマルチプレイの場合、モンスターは操竜モンスターを優先的にターゲットにする仕様になっているので、その間他のハンターが攻撃に集中できるのも重要です。トータルで考えれば間違いなく短時間で、火力を集中することが可能と言えるでしょう。
さらに、操竜で攻撃されたモンスターは落とし物を沢山落とします。この為、素材を集めるという観点でもメリットがあります。
一方、注意すべき点も。まず、一度操竜したモンスターは次に操竜が出来る様になるまでに最低5分以上のクールタイムが存在します。この間はどの様な行動を行っても操竜が出来ません。
また、マルチプレイの場合に発生するのですが、操竜しているモンスターへのダメージは90%以上カットされます。大したダメージは与えられないので、操竜していないモンスターへ攻撃するか、砥石を研ぐなり回復するなりしましょう。
オススメ操竜モンスター3種
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最後に、操竜すると強力なモンスターを3匹紹介します。
1匹目はオサイズチ。とにかくスティック上+Aの3連尻尾回転攻撃3連が強力。攻撃の出、範囲、攻撃速度、火力全てにおいて優秀で、上位では合計1,000以上のダメージを出すこともざら。非常に扱いやすいので、まずはオサイズチで操竜に慣れることをオススメします。
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2匹目はリオレイア。リオレイアの強い点は状態異常を2種類与えられる点です。
スティック下+Aで火の玉ブレスを正面と斜め左右に1発ずつ打ちます。これをモンスターに3発当てると、火やられ状態にすることが可能。そしてスティック上+Aでサマーソルト。これも何発か当てると相手を毒状態にします。操竜が終わった後も、毒&火やられ状態で、一定時間ダメージを与え続けてくれるのがリオレイアのいいところです。
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最後に紹介するのはラージャン。歴戦のハンター達を苦しめたモンスターですが、操竜するとこれほど心強いモンスターは存在しません。とにかくスティック下+Aの雷撃レーザービームが超強力。出も早く、射程は同エリア内なら端から端まで届くというトンデモ仕様。火力も単発では最強クラス。出る場所は限られていますが、使える場面があれば優先的に操竜したいモンスター筆頭と言えます。
というわけで、操竜のあれこれについて紹介していきました。『ライズ』では、ほぼ全てのモンスターを操竜できるので、今回紹介したテクニックを参考に、色んなモンスターを乗り継いでみてください。狩りが楽になるだけではなく、モンスターの新しい魅力も発見出来たりして、一石二鳥ですよ。