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ついに発売されたシリーズ最新作『モンスターハンターライズ』。あまりに豊富な武器の種類から、どれを使っていいのかお困りの方などもいることでしょう。
そこで本稿では【個別武器紹介企画】として、ハンターが持ち歩く全14種の武器から、和風な世界観にもピッタリな「太刀」についてご紹介します。
太刀の基礎と特徴
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「太刀」は長めのリーチと機動力を両立している点が魅力の武器です。ガードこそ出来ませんが、攻撃時に大きく移動したりカウンター技があったりと、守りの手段も豊富です。
また、独自の要素である「練気ゲージ」も特徴の1つ。攻撃をヒットさせると蓄積していくゲージで、これを消費するとRで「気刃斬り」を発動させることが出来ます。「太刀」のダメージソースになってくる技で、最後まで連携すると「練気ゲージ」の色が白、黄、赤の順番で変化。攻撃力が強化される他、一部の特殊なアクションも行えるようになります。この「練気ゲージ」の管理が「太刀」を使う際に最も重要な要素と言えるでしょう。
『モンハンライズ』での新要素、「鉄蟲糸技」
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ここからは本作の新システムである「鉄蟲糸技」についてご紹介します。
ZL+Xで使える「飛翔蹴り」は、「翔蟲」を1つ消費して斜め上に飛びつつ、敵を踏みつけて空中から攻撃を繰り出す技。踏みつけた後、ボタン入力をしなければそのまま攻撃を、ZRを押せば強力な「気刃兜割り」に派生できます。
飛んでいる距離が割と長いので、実質的な射程が長いのも1つの強み。ただ「気刃兜割り」は「練気ゲージ」の色を1段階消費必要があり、色がついていない状態ではそもそも使用できません。技の終了までやや時間もかかるので、敵の隙を見つけてから使いましょう。
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ZL+Aではカウンター技である「水月の構え」が使用可能。こちらは「翔蟲」を2消費して発動します。攻撃を受けると自動的に反撃してくれる便利な技で、隙もほとんどありません。消費量が多いので使う場面は限られてしまいますが、いざという時には使えるようにしておきましょう。「気刃斬り」に派生できるので、そのまま攻撃へと繋げることも可能です。
それぞれ使い道がある、3つの「入れ替え技」
「太刀」の「入れ替え技」についてですが、こちらも他の武器と同じように3つ持っています。
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1つ目はXボタンで出せる「踏み込み斬り」から変更できる「抜刀二連斬り」。抜刀時の攻撃のみ、2回連続で相手を切りつける技です。「斬り下がり」や「移動斬り」といった移動技、他にも「踏み込み斬り」など一部の技には連携できませんが、威力が高く、「練気ゲージ」も溜めやすいのが特徴。上述した通り抜刀時の攻撃しか入れ替わらないので、武器出し状態での戦闘にはまったく影響しない技でもあります。
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2つ目、「気刃無双斬り連携」は「気刃斬り」の内容がガラリと替わる技。3段階目の「気刃斬り」が素早く繰り出せる「一文字斬り」に、そして「気刃大回転斬り」が「気刃無双斬り」へと変更されます。
「気刃無双斬り」は「気刃大回転斬り」より威力が高い反面、その場からまったく動きません。「気刃大回転斬り」が少し方向転換、平面に大きく広がるので当てやすいのに対し、「気刃無双斬り」はやや当てにくい技と言えます。操作に慣れてきたら、「気刃無双斬り」へ移行するのが基本の流れになるでしょう。
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最後の入れ替え技、「桜花鉄蟲気刃斬」は「飛翔蹴り」との入れ替えになります。地上を素早く駆け抜け、その間に斬り付けた相手へ大きなダメージが発生する技です。ヒットさせると「練気ゲージ」を一段階上昇させる効果も。
「飛翔蹴り」→「気刃兜割り」はゲージの維持が難しいですが、「桜花鉄蟲気刃斬」であれば赤ゲージを維持して戦うことも不可能ではありません。「百竜夜行」など、動き続ける必要がある戦闘でも役立つでしょう。
「太刀」使いで話題の「納刀術」! これ1つで立ち回りが高速化
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今作では、過去作でほとんど「太刀」で触れられてこなかったスキルが発売直後から話題になっています。そのスキルとは、「大剣」でよく使われていた「納刀術」です。
「納刀術」は通常の納刀の他、ZR+Bで出せる「特殊納刀」の発動までの時間を短縮することが出来ます。「特殊納刀」は多くの技から派生するため、これを利用して大技の隙を減らしたり、次の攻撃へ素早く展開したりして、手数も増やせるのです。
「特殊納刀」はハンターの向きを変えたい時にも便利。反対方向を振り向いたりも出来るので、技の使用中に敵の位置がズレてしまっても対応可能です。
なお「特殊納刀」自体にダメージを出す効果はなく、ここから2種類の技に派生します。
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Xで派生する「居合抜刀斬り」を当てれば、しばらくの間、自動的に「練気ゲージ」が上昇。上述したように「気刃斬り」はもちろん、「鉄蟲糸技」も含めた様々な技へ派生が行えます。ダウン中の敵へ攻める時の起点になってくれるでしょう。
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ZRでの派生では、「気刃大回転斬り」のように大きく動いて、敵に大ダメージを与えらる「居合抜刀気刃斬り」へ派生します。この時、無敵時間も発生しており、上手く敵の攻撃を引き付けてから派生すれば、追加のダメージが発生、「練気ゲージ」の色も一段階上昇します。
「練気ゲージ」が欲しい時はXに、ダメージを出したい時はZRに派生するような意識で使っていきましょう。
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ちなみに無敵時間が発生する技として、他にZR+Aで派生する「見切り斬り」も存在します。「練気ゲージ」をすべて消費(色の消費はなし)して発動し、無敵時間中に攻撃を受けていた場合、「気刃斬り」にそのまま派生できます。コストはありますが、「特殊納刀」まで時間がなく、攻撃を避けられそうにない場合には、こちらの技が有効です。
「練気ゲージ」の管理がカギ。得意不得意に応じて「入れ替え技」の選択を
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本作の「太刀」は「納刀術」による継続的な攻撃、カウンターが大きな存在となっており、これらを使いこなすことが鍵になります。
「カウンター系はちょっと難しい」という方にとっても使いにくい武器ではなく、リーチの長さや「桜花鉄蟲気刃斬」による「練気ゲージ」の上昇等を意識すれば、高い火力が出せるでしょう。非常に奥が深く、初心者から上級者にまでオススメですね。