2012年のきょう『ファイアーエムブレム 覚醒』(Fire Emblem: Awakening)発売!!
— 桜井 政博 / Masahiro Sakurai (@Sora_Sakurai) April 19, 2021
『ファイアーエムブレム』としては、その先の方向性を決定づけたタイトル。
戦闘用モデルに、足首が無いのが潔い取捨選択だと思いました。ゲームって、なんでもできるわけではないですからね。#スマブラSP pic.twitter.com/V7cAHfdVuU
本日2021年4月19日に発売9周年を迎えた『ファイアーエムブレム 覚醒』について、ゲームクリエイターの桜井政博氏(@Sora_Sakurai)が記念ツイートを投稿しています。
本ツイートは、同氏の代表作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』で撮影した画像を、参戦作品の発売記念日にツイートするというもの。今回は『ファイアーエムブレム 覚醒』にあわせて、「クロム」「ルキナ」「ルフレ」が揃った画像となっています。
同作については、「『ファイアーエムブレム』としては、その先の方向性を決定づけたタイトル」とコメント。キャラクターモデルに足首が無いことを「潔い取捨選択だと思いました。ゲームって、なんでもできるわけではないですからね」とも言っています。
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この「足首が無い」というのは、登場キャラクターたちの“足首から先”が表現されていなかった件を指します。多くのファンが疑問に思い、様々な憶測も飛び交った話題ですが、2013年に公開された開発者インタビューで真相が明かされました。
同作のプロジェクト開始時には、どれぐらい多くの骨組みやジョイントをキャラクターモデルに使用できるか不明瞭だったとのこと。そんな中で開発も進めるためにも、「みんな武器を使って戦うから、足首から先の表現は不要」との判断が下されたと言います。
なお、実はニンテンドー3DSのCPUには、足首から先を描写するのに充分な能力があったと後に判明。惜しいことをした反面、開発を円滑に進めるための潔い判断だったという、貴重な開発エピソードです。
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ちなみに、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では足首から先も問題なく表現されています。9周年を迎えたこの機会に、本作で改めて足首に注目してみるのも良いですね。