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iOS/Android/PC向け育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』に、新たな育成ウマ娘「★3 [Maverick] ナリタブライアン」が登場。その能力や育成過程で楽しめるストーリーなど見所が多いウマ娘ですが、固有の二つ名も見逃せないポイントです。
一定の条件を満たすことで手に入る二つ名は、共通するものも多い一方で、そのウマ娘だけが持つ固有名も存在。そして、新たに実装された「ナリタブライアン」が持つ固有の二つ名「影をも恐れぬ怪物」が、Twitterなどで話題になっています。
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この「影をも恐れぬ怪物」を獲得するには、「皐月賞を3 1/2バ身差以上で勝利」「日本ダービーを5バ身差以上で勝利」「菊花賞を7バ身差以上で勝利」「有馬記念を二連覇」という4つの条件を全て満たさなければなりません。
「菊花賞を7バ身差以上で勝利」をはじめ、一見するだけでも厳しい条件であることが窺えます。またTwitter上では、「日本ダービーの条件が一番きつそう」といった声も上がっており、この過酷な条件に少なくないユーザーが反応しました。
ですが、この条件は単なるゲームバランスの話ではなく、実は競走馬・ナリタブライアンの現役時代に基づいた条件となっています。1994年4月の皐月賞では、1分59秒の好走で堂々の勝利。翌月の日本ダービー(東京優駿)でもエアダブリンなどを下して圧勝し、11月の菊花賞も2着のヤシマソブリン以下を大きく引き離す快勝を成し遂げたのです。
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「影をも恐れぬ怪物」の条件にある“バ身差”も史実を再現しており、実際にそれだけの馬身差で競走馬・ナリタブライアンは各レースを勝ち抜きました。そのため、この厳しい条件については、史実が壁となって立ちはだかっている、と言い換えることもできそうです。
ただし、競走馬のナリタブライアンが有馬記念に勝利したのは1回のみ。「有馬記念を二連覇」については、史実を上回る条件が追加された形になります。ウマ娘のナリタブライアンは、モチーフ元の戦績を超えることができるのか。その結果はプレイヤー次第と言えますが、Twitterにて「二つ名 ナリタブライアン」で検索すると、「影をも恐れぬ怪物」の獲得報告が、既に複数あがっていることが分かります。競走馬・ナリタブライアンのずば抜けた実績に驚かされますが、『ウマ娘』プレイヤーの熱意にも驚愕するばかりです。
【該当レースの競争結果】(JRA)
■第54回 皐月賞(GI)
https://jra.jp/datafile/seiseki/g1/satsuki/result/satsuki1994.html
■第61回 東京優駿(GI)
https://jra.jp/datafile/seiseki/g1/derby/result/derby1994.html
■第55回 菊花賞(GI)
https://jra.jp/datafile/seiseki/g1/kikka/result/kikka1994.html
■第54回 皐月賞(GI)
https://jra.jp/datafile/seiseki/g1/satsuki/result/satsuki1994.html
■第61回 東京優駿(GI)
https://jra.jp/datafile/seiseki/g1/derby/result/derby1994.html
■第55回 菊花賞(GI)
https://jra.jp/datafile/seiseki/g1/kikka/result/kikka1994.html