『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』PVに登場した“掲示板”は追加要素に関わるものか?【考察】

『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』には掲示板がありましたが、本当にただのオブジェクトでしょうか。

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『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』PVに登場した“掲示板”は追加要素に関わるものか?【考察】
『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』PVに登場した“掲示板”は追加要素に関わるものか?【考察】 全 5 枚 拡大写真
!注意!本記事は、筆者個人が『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』の内容の一部を考察にしたもので、公式の情報ではありません。以上の点をご理解した上で閲覧ください。


スクウェア・エニックスは、同社浅野チームとあまた株式会社の共同開発による『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』の制作開始を発表しました。

ファミコン版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、1988年に発売された後、同作をリメイクしたスーパーファミコン版が1996年に発売。リメイク作品には、新たなシーンやすごろく場、隠しダンジョンなどの多岐にわたる新要素が追加されました。

今回発表された『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』は、『オクトパストラベラー』のグラフィック表現「HD-2D」を採用しており、これによって2Dドット絵の懐かしさと3Dの奥行き感が絶妙なバランスで表現されています。本作には、スクウェア・エニックスの浅野チームが関わっており、プロデューサーは、これまで『オクトパストラベラー』や『バリアスデイライフ』などに携わってきた早坂将昭氏が担当しているとのことです。

堀井雄二氏は「『ドラゴンクエストIII』に続き、『ドラゴンクエストI・II』でもHD-2Dリメイク版を制作したい」とコメントしており、このシリーズが今後も継続していくことに期待感が高まります。


さて、今回公開されたPVでは、まさにその「HD-2D」にスポットライトが当てられており、筆者もその映像美に見とれてしまいました。そして何度もPVを見ているうちに、僅かな存在感を放つオブジェクトを見つけました。


そう、掲示板です。

※画像はスーパーファミコン版のもの。

このアリアハン城前にある掲示板は、ファミコン版とスーパーファミコン版の『ドラクエ III』を確認するかぎり存在しませんでした。どうやら『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』で登場するオブジェクトのようです。

ゲームにおける掲示板とは、何か重要な情報が載っていたり、仕事を受注するためのツールであったり、危険なモンスターなどの手配書が貼ってあったりと、プレイヤーにとって有益なものをもたらしてくれます。

つまりこの掲示板は、『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』の追加要素と何かしら関係するものなのではないでしょうか。

正直なところ、この掲示板だけではどのような追加要素なのかはわかりません。ただ、ここでクエストが受注できるとしたら、経験値やゴールド、アイテムが得られるほか、登場人物のバックストーリーも楽しめるようになるかもしれません。

これまではレベル上げといったらメタル系のモンスターが出現する場所で、ひたすら戦闘を繰り返すだけでしたが、クエストシステムが搭載されるなら、「ちょっとしたストーリーを楽しんでいるうちにレベルが上がっていた」というのも有り得そうです。

あるいは掲示板にモンスターの討伐依頼が書かれているとしたら、それを探すために様々な場所を巡っていく狩りのような体験が楽しめそうです。


ただ、本作に掲示板が登場したからといって追加要素があるとはかぎりませんし、ただのオブジェクトの可能性も十分考えられます。

いずれにしても今後の情報公開に期待したいところですが、今回の発表はあくまで「制作開始」。続報は気長に待つほうが良さそうです。

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《真ゲマ》

『ドラゴンフォース』が一番好き 真ゲマ

吉田輝和の絵日記やトイレオブザイヤー、ギャグ漫画「ヴァンパイアハンター・トド丸」、洋ゲー漫画「メガロポリス・ノックダウン・リローデッド」など、これまでゲームメディア業界に影響を与える様々な企画を立ち上げてきました。他社メディアでも活動中なので、気軽にお仕事の依頼をお願いします。 ちなみに、ユウキレイ先生が手掛ける4コマ漫画「まほろば小町ハルヒノさん」(まんがタイムで連載中)で教師役として出演中です。

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