『FGO』その聖晶石、今使っていいの?―「アルトリア・キャスター」はじめ今年狙えそうな“★5限定サーヴァント”を考察

『FGO』では、今現在も魅力的なサーヴァントがピックアップ召喚の対象になっています。ですが、今後も魅力的なサーヴァントの入手機会が訪れる可能性があるため、聖晶石の使うタイミングは見極めないところ。その一助となるべく、直近の展開などについて迫ってみました。

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『FGO』その聖晶石、今使っていいの?―「アルトリア・キャスター」はじめ今年狙えそうな“★5限定サーヴァント”を考察
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■オーバーチャージをアップさせる効果も嬉しい「卑弥呼」

ここからは、ほぼ確実とは言えないものの、実施される可能性がある程度高い復刻イベントと、それに合わせてピックアップされるであろう有用な★5サーヴァントに迫ります。まずは、昨年10月に行われた「超古代新選組列伝 ぐだぐだ邪馬台国2020」の復刻について。

「ぐだぐだ」の名を冠する新イベントは、このところ毎年行われています。そして、新イベントの開催に合わせ、ひとつ前のイベントが復刻されることも多いので、「ぐだぐだ邪馬台国2020」が今年復刻開催される可能性も少なくありません。

このイベントが復刻されれば、「卑弥呼」のピックアップ召喚が実施されるものと思われます。「卑弥呼」はルーラーなので、防御有利を取れる場合が多く、耐久力が高め。攻撃有利が取りにくいものの、そこはクリティカルを視野に入れた攻撃でカバーが可能です。

また、彼女の宝具を使うと、味方サーヴァントの宝具におけるオーバーチャージ効果を向上させられます。例えば「アルトリア・キャスター」の場合、粛正防御が+2回分増えるため、防御面がより強靱に。このユニークさが、「卑弥呼」の大きな特徴です。

他のサーヴァントを活かす立ち回りもできる「卑弥呼」がいると、戦略の選択肢が増え、対応できる幅が広がること間違いなし。ただし、シナジー効果を狙いたいサーヴァントなので、『FGO』に慣れたプレイヤー向けでもあります。使い道がピンと来ない方は、彼女の加入は先送りしてもいいかもしれません。

■サポート系サーヴァントが欲しい方は、「司馬懿〔ライネス〕」も候補に

こちらも確定の話ではありませんが、過去に行われたコラボレーションイベントは2年後に復刻されるケースが多め。そのため、2年前に実施された「レディ・ライネスの事件簿」が、2021年に復刻されるのではとも言われています。

こちらが復刻された場合、ピックアップされそうな★5サーヴァントは「司馬懿〔ライネス〕」です。彼女も味方への支援を得意としており、「アルトリア・キャスター」には及ばないものの、NPの付与量がかなり高いサーヴァントです。

サポート系サーヴァントはキャスターが大半を占めますが、「司馬懿〔ライネス〕」のクラスはライダー。相性の関係でキャスターが出しにくい戦闘に参加させられるのも、嬉しいポイントでしょう。

ただし、クラスの特性としてスターを集めやすく、アタッカーのクリティカル率が下がってしまう可能性もあります。また、支援の総合的な性能でいえば「アルトリア・キャスター」に軍配が上がることも多いので、どちらも未所持なら「アルトリア・キャスター」に絞って聖晶石を貯めておく方がいいかもしれません。

■「ヴリトラ」もピックアップされる可能性が高め、ただし限定サーヴァントにあらず

一部例外もありますが、毎年行われるクリスマスイベントも、翌年に復刻される傾向にあります。その関係から、「栄光のサンタクロース・ロード ~封じられたクリスマスプレゼント~」が今年の冬に実施される可能性もかなり高めです。

しかし、開催時に実装された★5ランサーの「ヴリトラ」は、いわゆる恒常のサーヴァント。ピックアップの対象にならなくても、排出される可能性があります。そのため今回の主旨からは少々外れますが、この「ヴリトラ」に惹かれている方はこの冬が狙い目になりそうです。

恒常とはいえ、ピックアップの対象にならないと、狙って引くのは相当難しめ。全体攻撃宝具持ちのランサーが欲しい方は、「栄光のサンタクロース・ロード」の復刻に狙いをつけるのも一つの手です。

■独自性が高い「ヴァン・ゴッホ」と「蘆屋道満」も頼もしいが、狙うタイミングは読めず

復刻の見込みが高いイベントがある一方で、復刻時期の予測がつきにくいイベントもあります。昨年11月に行われた「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~」も、そのひとつです。

期間限定イベントとして登場しましたが、季節絡みではないため、復刻の時期を予測する材料がかなり少なめ。年内に復刻されるのか、来年以降に回されるのか、その点すら意見が分かれるところです。

ですが、復刻された場合、限定サーヴァントの「ヴァン・ゴッホ」がピックアップされる可能性があります。彼女は“呪い”を力に変えられることができ、宝具とスキルを十分活かせば強力なクリティカルアタッカーとして活躍できるサーヴァントです。

宝具による直接攻撃ではなく、積み上げと立ち回りで高ダメージを狙うタイプなので、彼女の能力を引き出すにはゲームシステムの理解も求められます。ですが、熟知するとかなり力強いアタッカーになるので、いつか入手したいサーヴァントの候補に加えておくのもお勧めです。

また、昨年実装され、新たなピックアップ召喚のタイミングが見極めにくいサーヴァントと言えば、「蘆屋道満」も該当します。こちらは、期間限定イベントではなく、条件を満たせばいつでも挑めるストーリー「地獄界曼荼羅 平安京 轟雷一閃」の実装に合わせて登場したサーヴァント。復刻そのものがないため、再ピックアップがまったく読めません。

「蘆屋道満」は、〔悪〕特性と〔混沌〕特性を持つ味方の攻撃面を強力にサポート。しかも、両方当てはまるとバフが2重にかかるため、一部のサーヴァントとの相性が群を抜いています。上記の「ヴァン・ゴッホ」をはじめ、様々なサーヴァントのダメージアップが狙えるサーヴァントです。

スキルによるNPの大量増加や、即死効果もある宝具持ちなので、アタッカーとしての役割を果たしつつ、バフによる支援もできる「蘆屋道満」。対象こそ選ぶものの、状況が整うと存分にその力を発揮してくれます。

この2騎はいずれもユニークで、能力を踏まえて活用すれば、力強い活躍を見せてくれることでしょう。それだけに、ピックアップされる時期が読めないのが痛いところ。是が非にでも欲しいと願う方は、いつチャンスがきてもいいように、聖晶石をしっかり貯めておいてください。

■再ピックアップはいつ? 注目度が高い限定サーヴァントたち

ここまで紹介した面々以外にも、再ピックアップが望まれているサーヴァントは数多くいます。その中でも、特に要望が大きいサーヴァントを独断で選び、紹介したいとい思います。

まずは、バーサーカーの「アルジュナ〔オルタ〕」。クラス特性から大きくのサーヴァントに攻撃有利が取れる上に、スキルと宝具を組み合わせることで、(デバフが弾かれない限り)どんな敵でも特攻対象として攻撃することができます。

しかも、スキルでスターを集めやすいので、特攻効果が乗った状態でクリティカルを狙うことも可能。バーサーカーゆえに持久性は乏しいものの、瞬間火力のパワフルさは目を見張るほどです。

アルジュナ〔オルタ〕」は、前回ピックアップされてから長い時間が経っているので、そろそろ来るのではとも噂されています。戦力面では十分お勧めできるサーヴァントですが、入手機会の見通しが立ちにくいのが悩ましいところです。

単体攻撃宝具持ちのアサシンの中で、1、2を争うトップクラスに位置する「カーマ」も、戦力の増強に一役買います。宝具による魅了状態付与、発動するまで永続するガッツ状態、NP50%増加(スキル最大時)など、使い勝手のいい能力が揃っている上に、アルターエゴに対して相性有利になるスキルも保有。

現状、攻防の両面でアルターエゴ相手に有利が取れるクラスは存在しません。効果のあるターンが限られるとはいえ、アルターエゴに完全有利で挑めるのは、大きな強みと言えます。ただし彼女は、昨年ピックアップされたため、次に対象となるのはもう少し先かもしれません。

このほかにも、アーツ系全体攻撃宝具を持つセイバーの「千子村正」や、宝具の属性を任意で変更できる「スペース・イシュタル」、スキルや宝具効果の恩恵で、通常攻撃が宝具並みのダメージになる「超人オリオン」なども、戦力として申し分のないアタッカーです。しかしこの3騎は、いずれも今年の上半期にピックアップされており、新たな入手機会は「カーマ」以上に遠いと思われます。


ピックアップ時期の考察や注目したポイントなどを紹介させていただきましたが、予想を含む今後の展開をまとめると、まずは今狙えるサーヴァントに挑むかどうか。そして、第2部 第6章に合わせて登場するであろう新サーヴァントに注目しつつ、未入手の方は「アルトリア・キャスター」の再ピックアップに警戒しましょう。

その後、6周年記念の新サーヴァントと、ここでも「アルトリア・キャスター」の再ピックアップに注視しつつ、有能なサーヴァントが登場しやすい夏イベントに備える──これが、押さえておきたい直近の大まかな流れになります。

また、「ヴァン・ゴッホ」や「蘆屋道満」、「アルジュナ〔オルタ〕」に「カーマ」などの、時期が読みにくい限定サーヴァントを狙いたい方は、いつ来てもいいように聖晶石を一定以上貯めておくのが肝要です。

限られた聖晶石を、いつ、誰のために使うか。今後の展開を踏まえながら貯蓄に励むもよし、ここぞという場面につぎ込むもまたよし。貴方なりの召喚ライフを、どうぞお楽しみください!

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《臥待 弦》

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