2022年1月28日に発売される、ポケモンシリーズ最新作『Pokemon LEGENDS アルセウス』(ポケモンレジェンズ アルセウス)。同作の舞台となる「ヒスイ地方」は、後に「シンオウ地方」と呼ばれる場所だと判明しています。
ところで、その「シンオウ地方」と『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』(HGSS)の舞台である「ジョウト地方」に深い関わりがあったことをご存知でしょうか。そして、2つの地方の関係性の裏には、『ポケモンレジェンズ アルセウス』の表題となっている幻のポケモン「アルセウス」の存在があるようです。
アルセウスは世界を創造した神と言われており、その活躍は2009年公開の映画『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ』でも描かれています。また、同作が上映される劇場に『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(ダイパ)および『ポケットモンスター プラチナ』のソフトとニンテンドーDSを持っていくことで、特別仕様のアルセウスを受け取ることができました。
また、特別なアルセウスを『HGSS』に連れていき、手持ちに入れた状態で「アルフのいせき」に向かうと特殊なイベントが発生。突如「シントいせき」なる場所に飛ばされ、そこで出会うシロナとNPCから「シンオウ地方」と「ジョウト地方」にまつわる昔話を聞かせてもらえます。
「シンオウ地方」と「ジョウト地方」の知られざる関係
シロナとNPCの話を総合すると、大昔の「シンオウ地方」と「ジョウト地方」の人々は文化的交流を持っており、両地方の伝説を受け継いで建てられたのが「シントいせき」…ということになります。ちなみに、遺跡内にはアルセウスを祀るための神聖なステージ「みつぶたい」も。この場所でアルセウスが、時間・空間・反物質を混ぜ合わせて世界を創造したと言い伝えられているのだそう。
ここで気になるのは『ポケモンレジェンズ アルセウス』の舞台設定が何年前なのか、ということ。シロナたちの言う“大昔”が、もし「シンオウ地方」が「ヒスイ地方」と呼ばれていた頃だとすれば、同作で「ジョウト地方」との関わりが描かれてもおかしくはありません。
それに今回登場する御三家の中には、ヒノアラシが含まれています。公式サイトにわざわざ「ジョウト地方からやってきたポケモン」と記載しているのは、「ヒスイ地方」(シンオウ地方)との結びつきを示唆しているからでしょうか。
そうなると、ミジュマルがやってきた「イッシュ地方」やモクローがやってきた「アローラ地方」とも、何らかの文化的交流があった可能性が浮上してきますね。
果たして『ポケモンレジェンズ アルセウス』では、どんな物語が描かれるのか。今からワクワクが止まりません。