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『にじさんじ』所属の人気VTuberたちが参加した麻雀大会『新春!にじさんじ麻雀杯2022』が、1月9日に幕を閉じました。そこでは“おそろしいあくま”として崇拝を集めるでびでび・でびるさんが、意外な形で大活躍。1つの伝説を残してしまったようです。
椎名唯華の豪運に呑まれたあわれな生贄
同大会では『にじさんじ』のライバー、64名が人気麻雀アプリ『雀魂 -じゃんたま-』で激突。予選から白熱した試合が繰り広げられ、決勝戦にはでびるさんの他、三枝明那さん、天宮こころさん、椎名唯華さんが進出しました。
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決勝戦は半荘を2回戦行い、持ち点の合計が一番大きい選手が優勝となるルール。まず第1試合では、豪運の持ち主として知られる椎名さんがその力で大暴れしました。その一方、でびるさんは東1局目から椎名さんに振り込み、いきなり5,200点を失ってしまいます。
その後もでびるさんの失点は続き、三枝さんから「でびでび銀行!?」とツッコまれる始末。椎名さんの親番となった東3局でも延々と振り込み続け、「親終わったとかじゃないから、死んじゃうから、死んじゃうからさ」と悲鳴を上げていました。
そして東4局。椎名さんは、ドラを3つ抱えてリーチをかけていきます。すると、でびるさんは「コレ絶対大丈夫」と自信満々で「發」を切りますが、案の定それは椎名さんの待ち牌。でびるさんは「ウソだぁ!?」という絶叫とともに16,000点を失い、無事“飛んで”しまうことに…。
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椎名さんにボコボコにされたことで、意気消沈するでびるさん。第2試合の開始前には、三枝さんから「しぃしぃ(椎名さん)が76,000点取ったように、でびちゃんも取れるかもだよ!」と励ましの言葉を受けるも、「そんなん取ったことないもん…」と泣き出してしまいました。
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まだまだ続く“でび虐”
でびるさんは大敗のダメージが癒えないまま、第2試合に挑戦。序盤の東2局では見事にアガり、このまま勢いに乗っていくかと思われました。ところが、今度は励ましの言葉をかけてくれた三枝さんが牙を向くことに。
三枝さんの親番となった東3局、でびるさんは三枝の跳満に振り込んでしまい、18,000点を献上。まだまだ諦めたくないところですが、でびるさんは「痛い…」とつぶやくことしかできません。
たとえ心が折れても、最後まで打ち続けなければならないのが麻雀。でびるさんは南1局で天宮さんに振り込み、一時は34,200点あった点棒も2,300点と閑古鳥が鳴く状態に。そして南2局で三枝さんの跳満ツモを浴び、2戦連続で飛ばされてしまう結果になりました。
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散々な目に遭ったでびるさんでしたが、実は決勝戦前に見事な“フラグ”を建てていました。自身のTwitter上で『雀魂 -じゃんたま-』の段位が「雀士」に昇格したことを報告すると同時に、「っぱ “雀士”なんだよな…… すまん。大会、壊すわ」などと調子に乗ったツイートを投稿。その挙げ句、事前に「優勝祝賀会」の予約枠を取っていたのです。
そうしたムーブも相まって、今回繰り広げられた“でび虐”にファンたちは盛り上がってしまった模様。ネット上では「配信者として100点満点でしたよ、でび様」「見事なでび虐でした」「でびちゃんには悪いけどめちゃくちゃ癒されました」といった声が寄せられていました。
ちなみに大会終了後、でびるさんはTwitter上で「麻雀楽しかった!来年はもっとつよくなるぞ!」とツイートしています。来年の「にじさんじ麻雀杯」で見事リベンジしてくれることを期待しましょう!